War Chestファン拡張

ウォーチェストファンのみなさま、新拡張の足音が聴こえる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
ウォーチェストはご存知の通り、様々な(けれどもシンプルな)能力を持つ8種類の部隊から、「こいつはこの環境なら刺さる」とか「これとこれコンボになって強いな」とか「1マナ2/2ってシンプルに強い!(みたいに部隊の強さを量る)」とか考えながら、互いに4種類ずつピックして、勝負するゲームである。アブストラクト風な体裁になっているが、読みみたいなものはあまり関係なくて、俺の選んだこいつら頑張ってくれぇと思いながら基本的には手なりにプレイするだけである。つまり、スモールワールドのそれと同じだし、ウォーチェストはスモールワールドと言える。

さて、8種類の種族から4種族をピックするわけだけれど、この8種類というのは毎ゲームランダムに選ばれる。基本セットは16種族、拡張は4種族、全部合わせても20種族しかいない。あっという間にこいつさっきも見たな状態である。

組み合わせが増えれば増えるほど、新しいパターンを提供してくれるドミニオンやスモールワールドはカードプールが増えれば増えるほど楽しいのだ。ウォーチェストも同じである。量だ! 量こそが正義だ! 我々は量を求める!

https://boardgamegeek.com/filepage/195583/pleins-dextensions-champ-dhonneur-war-chest-tones
幸いにもこちらで15種類の種族データが公開されているので、ありがたく頂いた。

が、ウォーチェストは、シンプルなゲーム性ならポーカーチップにすればいいじゃない?とスペースカウボーイに倣い、ポーカーチップ仕様なのだ。まず同型のポーカーチップを用意せねばならない。15種類×5枚で75枚だ。AEGの使っている印刷所から取り寄せる手もあるが、諸々の手間を考えるとウォーチェストを買うのが一番楽だ。そうだ。ウォーチェストをもう一個買おう。ファン拡張の制作なのに、メーカーに還元できるというのも魅力的だ。基本セットを買うことで、16種類の部隊を追加することができる。
シールを剥がして、貼り替えよう。

手順は3つ。
まずシールを剥がす。

画像1

シールを用意する。

画像2

シールを貼る。

画像3

これを70回くらい繰り返したら完成だ。

画像4

さらに1種類作れる余地があったので、別の人が考案したファン拡張からDecoyを作った。
https://boardgamegeek.com/thread/2387992/war-chest-machines-war-expansion-v10

カードも用意して、完成!

画像5

さて、このファン拡張を作るにあたって必要な物を紹介します。

ラウンドカッター
https://www.amazon.co.jp/エヌティー-カッター-円切りカッター-替刃付き-iC-1500P/dp/B001OYA8C6

印刷用ラベルシール(裏面に刻みが入ってて剥がしやすいのがいい)

なぜか作者がチップに貼るシール用のデータを公開していないので、作成。

直径32mmで作って、塗り足し加えて直径34mmにするのがオススメ。

カード和訳データ。元がフランス語なのでgoogle翻訳で仏→英にしてから翻訳してます。印刷してみて気づいたけど文字が小さいです。ごめん。

https://www.dropbox.com/s/ahy0o08ko0wjf7r/war%20chest.zip?dl=0

以上。楽しいウォーチェストライフをお過ごしください。

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