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自分への鎮魂歌(その1)

※今回は完全に自分の想い出語りなので無視して下さい。
あくまで自分へのレクイエムです。

写真フォルダを見返して、1番最初に保存されている日向坂46関連の写真
君しか勝たんの濱岸ひより
自分の推しである。

2021年の8月
当時名古屋在住であり、地元福岡への帰省も自粛せざるを得なかったコロナ禍で貴女に出会った。

当時、ひとりのリトルトゥースであった私は地元にも帰省できず、名古屋で夏季休暇を過ごしていた。
本当に暇つぶし程度のつもりだった
ひなあいの切り抜き動画を見始めたのは…

90年代〜00年代に思春期を過ごし、松本人志の影響をもろに受けた世代
物事や世の中を斜に構えて毒を吐く事をかっこいいと思っていた時代
カッコつけないと生きていけなかった時代
そんなものを心の中心に据えていた人間にとって、エンタメの王道である『アイドル』しかも『坂道グループ』なんて最も忌み嫌う対象であった。

最初は自分を騙しながらひたすらにひなあいを見ていた。
『俺は日向坂?を見てるわけじゃない、オードリーを観てるんだ。そもそも日向坂ってよく分からんし』
でもそんなちっぽけで古びたプライドなんて、彼女たちの必死さと一生懸命さに壊されていった。

いつしか自分はオードリーではなく、彼女達を追うようになっていた。

ただ、アイドルというものに全く触れてきた事が無く、周りにも当然アイドル事情に詳しい人なんかいる訳もなく、とりあえずは公式HPを見る事にした。

まだ切り抜き程度しか見てなかった自分にとって、メンバーの名前と顔も一致せず、誰が誰だか分からなかった。

そんな中で貴女を見つけた。
『地元が福岡の子がおるやん!』
『濱岸ひよりって言う子なのか』
『誕生日も一緒か!とりあえずこの子に注目して見てみよう』

そこから自分のオタ活はスタートした。

最初はひなあいの切り抜きで彼女を注目して見るが、全く理解不能…
『なんだよ…妖精って』
『アイアムオニオン?』
この子を推し?というものにして良いのか?
と疑問を抱きながら日々を過ごす

ちょうどこの時期、全国おひさま化計画が広島を皮切りにスタートしており、名古屋でもライブがあるみたいだったので自分もまずはライブに行ってみようと思った。
しかし、一般販売も終わっていた。

『そりゃライブなんて行けないよな』と思っていたが、Twitterを見てるとチケトレなるものがあるという事を知り、ダメ元でやって見ることにした。

当然当たる訳もなく過ごしていたのだが、チケトレ最終日に奇跡は起こった

名古屋2日目の千穐楽に当選したのだ。

慌てて仕事が終わって大須に行き、店員さんを捕まえて必要なものを聞きながらペンライトと推しメンタオルを購入した。(当時はネットでの事前購入、現地受け取りしかなかった)

そして当日

初めて観るアイドルのライブ、その世界とファンの作り出すジョイラの虹に感動した

そして、初めて一応の推しとしている濱岸ひよりという子を初めて見た

忘れもしない『酸っぱい自己嫌悪』
『この子綺麗だし歌も上手いしすごくいいやん!』

生まれて初めて推すという事が始まった瞬間だった

そこからは雪崩を打ったように濱岸ひよりにのめり込んでいった

日向坂46ストーリー
3年目のデビュー

この2つのバイブルを読み漁り何回も視聴し倒した頃には立派な濱岸ひより推しのおひさまが完成していた。

そんなこんなで2021年が過ぎてゆき、メンバーもおひさまも待ちに待った約束の彼の地への2022年へ進んでゆく

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