ヒヨシノ

シャッター街のダンゴムシ

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最近の記事

Eマウント ちょうどいい50mmレンズ問題

SONY Eマウントは、ミラーレス一眼の中では歴史が最も古く、またサードパーティの参入も盛んであることから、レンズの種類が豊富なのが魅力のひとつである。標準レンズといわれる「50mm単焦点レンズ」も種類はかなり多いのだが、どうも自分にとって“ちょうどいい“のがないと感じている。 そこで、改めて自分がどんなレンズを求めているのか整理したうえで、主要な50mmレンズに意見を述べる。 僕が欲しい50mmレンズはこういうのだ欲しい要素 小型軽量である(いつでも持ち運べる) 防塵

    • α7Ⅲ+エルマー5cmで京都嵐山をスナップ

      京都の嵐山に大好きなお茶屋さんがある。そのお店は冬は休業しているから、行ける季節は限られる。なので―思い立ったが吉日―気が向いたら欠かさず行くべきだ。そう、こんな夏の暑い日であっても。 嵐山駅を降りてお店まで徒歩で20分。折角なら写真を撮り歩こうということで、本日は「SONY α7Ⅲ」と「LEICA ELMAR 5cm F2.8」に決定。マウントアダプターは「LMーEA7」だ。近頃、ズミクロンに対する憧れが絶えないのだが、金がいくらあっても足りないので、本レンズと改めて向き

      • 京都祇園で600mmスナップ

        α7Ⅲに「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」を装着して京都の祇園をスナップ撮影。とはいえ、7月末の炎天下は暑すぎる…。そして、レンズがデカくて重すぎる…。ということで、河原町から八坂神社までの僅か数百メートルで撤退。それでも超望遠で切り取る世界は、新鮮だし面白い。

        • 2023年 今こそα7Ⅲ

          世界初のフルサイズミラーレスカメラをリリースしたSonyのEマウントは、熾烈な争いを繰り広げる2023年現在の市場においても、シェアNo.1の座に輝いている。そんな栄誉あるEマウントのカメラの中でも、抜群の普及率を誇るのがα7Ⅲである。だが、α7Ⅲを“名機”と褒めそやす者は多くない。そこで、発売から5年経った今、改めて本機が歩んだ足跡を振り返り、その魅力を述べる。 α7Ⅲの足跡α9への憧れ 2017年5月、SonyはEマウント初のフラッグシップモデルα9を発売した。それま

        Eマウント ちょうどいい50mmレンズ問題

          FUJIFILM X-S10 と Voigtlander 35mm で神戸をスナップ

          X-S10と小さなMマウントレンズを持ち出したよ(前置き) 7月も下旬にさしかかろうかという関西の週末。暑い、暑すぎる…。それでも窓から覗く青空に「せっかく晴れてるんだから写真に撮りにいこうよ」と後押しされて、神戸行きの電車に揺られているのがまさに今だ。 機材が重いとそれだけでバテてしまいそうなので、持ち出したボディはAPC-C機のFUJIFILM X-S10。そしてマウントするレンズは、Voigtlander ULTRON 35mm F2 Aspherical Vi

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          フジとソニーのRAW比較①

          僕は「FUJIFILM X-S10」と「SONY α7Ⅲ」を持っています。なんとなく個人的にFUJIのRAWは扱い辛いイメージがあります。本当に扱い辛いのか?SONYと比較することで簡単に検証してみます。 まずは、RAWをストレート現像し、それぞれどんな特徴があるのか見る回です。 【撮影条件】 X-S10もα7Ⅲも以下の通り設定。 ・露出:絞りF4、ISO感度400 に固定。     その場に応じてSSを変更するが、2台のSSは同じにする。 ・WB:AWB(雰囲気優先

          フジとソニーのRAW比較①