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トーマスランドリベンジ 男性育休記43/68

山梨二日目である。予報は雨だったのだが、見た感じぎりぎりの曇りといったところ。朝食バイキングもそこそこに、これ電気ギリギリもつんじゃないかなという望みをかけて昨日のリベンジで富士急ハイランドへ。「運行状況はアプリを見てください」と、昨日受付のお姉さんに教わってあったので見ていたが、朝方は「凍結のため運行休止」が多かったが、昼に近づくにつれて動いていく。やっぱ、山はすげえな。凍結するんか。山を、山梨を舐めてたと反省し、動いたことに感謝する。

着いたら着いたで、2歳児は乗るのは「こわい」と断言していた。「のりもの、こわいの」じゃあおれたちは何しに来たんだろという感があったが、小さいトーマスに乗ってランド内を回るやつは大変根気強く説得して乗らせた。あとは半ば騙すように小ジェットコースターにも乗せる。めちゃくちゃ泣いていた。半ば騙すようにというか、「全然怖く無いから」と断言して固くホールドして強行、つまりはっきりと騙して乗せた。正直すまんかった。

0歳児はずっと私に抱っこされ続けていたが、寝ていた。

それにしても、レジャー施設のメシである。

動物園とかもそうだが、だいたい、うどんかカレーの2択であり、ここもそうだった。我が家は、私の体質のせいでカレーが禁忌とされているので、うどん一択になる。

うどん、1,550円である。

ちょっとお揚げとコーンとかが乗ったうどんにそんなに取られるのはいつも納得がいかない。つるとんたんより高い。中華料理屋チェーンで肉野菜炒め定食とぎょうざとビールを頼んでもこんな金額にならないはずだ。

あと、スーベニアカップつうんすか、食器を持ち帰れるサービス。これも、ここだと「うどんのどんぶり」が回避できないのでどうにかして欲しい。

などと日頃思っていたが、私の前に並んでいた誰かのお父さんが

「中身だけでいいから、どんぶり代引いてくれないか」と交渉していた。いいぞ、がんばれ誰かのお父さん。

しかし、店員さんは

「どんぶりは不要でしたらそのままお下げ下さい」

と、噛み合わない問答で返していて、平行線。終わりのなさそうな不毛な議論を繰り広げていたのを間近で見たので、私自身はそっとどんぶりを持ち帰ることにした。

帰宅してから、食器棚にどんぶりを積む。同じトーマス柄のどんぶりが、これで3つ目だ。どうすんだよ。7つで願いが叶うのかな。

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