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続・ワークライフバランスの彼岸

4月に入って、あまり記憶がない。

そもそも繁忙期なのだが、芳川家が私以外全員、妻も、ヨシタロウ4歳も、ヨシスケ1歳も、隣の義父母もインフルエンザに罹患した。保育園にも当然預けられず妻も出勤できない、私は全く健康、検査しても健康なので「コロナはともかく、家族がインフルでも休むんだっけか?」とよくわからないまま(会社によるらしいですね)、どっちみち私は移動してるか、カフェでオンライン商談をする、たまに公園とか河原とかでもオンラインする流浪の民であり、「看病するから休むよ」と妻に申し出ても「感染るから家にいないでくれ」と言われたので、残業も気にせず、出張でもガンガン行って元気に働いた。

家族が元気になる頃、妻からは「なんであいつだけ元気なんだムカツク」というネガティブ感情をいだかれたものの、仕事ではものすごく結果を出してしまった。

他部署からは陰で「狂った狩人のように獲物を仕留める人」などと言われているそうで、「狂った」部分は完全に悪口ではないかと思うが、熱狂的に褒めてくれる人、苛烈な速度に巻き込まれまいと距離を置いてくる人と二極化している。営業部門からはなんかの賞とかApple Watchとかをもらっているが、それに対して請求や契約が追いつかない総務法務からはクレームの嵐をもらっている。

どうすればいいのか分からないが、私も皆さんを困らせたいわけではない、ただ株式会社の一員として利益を上げたい、社会の公器として顧客のニーズに応えたい。それだけなのだ。

というメッセージを積極的に発信した方が良いのではと思い、今度全社員の前で一曲歌って踊ることになった。親衛隊と名乗る方達がバックダンサーも務めてくれる。

と、ここまで書いてみて、なるほど確かに狂っているなと自分でも気づいた。合ってる。





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