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中年女性の呟き ~年の瀬に襲いかかる布団掛け~

心が折れそうになったことがあったので呟きます。ひよこです。

月曜日といえば1週間で1番忙しい朝。金曜日に沢山持って帰った荷物を洗って持って行って配置する日。外遊び用の上着とか、紅白帽子、上履き、マスク入れなど月曜日ならではの物がある。そしてお布団掛けの日。主人は休みで私は仕事だったわけだけど、いつもやってない人に頼むにはまず説明をしなくてはならないわけで、買い物でも3つ頼むと1つ忘れるような人に任せられないと自ら行った。

午後に娘の言語診察があってそれを任せるついでに保育園のピックアップも頼んだわけだが、帰ってきて事件は起きた。今朝私がせっせと持って行って配置したはずの持ち物を、布団も含めすべて持って帰ってきたのである。私は意外と我慢強いと自分で思っている。何かを頼んだら失敗しても足りてなくても基本的に文句は言わず感謝の気持ちを述べるようにしている。が、今回は我慢できなかった。今日持って行った物を全て持ち帰るとはどういうことか?!今日が登園最終日だから全部置いて帰って年始を楽にする予定だったのに台無し!と言ってしまった。でも言わずにはいられなかった。

主人はあからさまに不機嫌になった。せっかく気を利かせてやったのに文句を言われるなんて!といったところなんでしょうけど、その厚意が無駄どころか私の仕事を増やす結果になっている。プラスマイナスマイナスです。特に布団掛けに関してはカウントダウンして待ちわびるくらい嫌な作業なのに、回数が減るどころか増えたのは堪えた。心が折れた。ちょっとやそっとでは泣かない私が泣きそうだった。あまりのことに感情に任せて壁を思い切り蹴りたかったけど、新築なのでやめた。

仕事を終えて、私は朝持って行ったものをまたすべて持って保育園に行き、再配置した。布団掛けはイライラしすぎてシーツが破けた。ともかくこれで安心して年が越せる。手間は増えたものの、状態を整えたとこで少し冷静になった。以前、金曜日に私が仕事でお迎えに行けなくて主人にお迎えを頼んだことがあった。その時は持ち帰るべきもののほとんどを忘れて置いてきて私を怒らせた実績がある。それを踏まえて彼なりに今回は忘れないことを心がけた結果、裏目になったと考えるべきだろう。まあ普通にちょっと考えたら前回は金曜日で今回は月曜日、今日持って行ったものを今日持ち帰るのは無いなって思うはずなんだけど、こと育児の段取りに関してはポンコツなんですよね。これで仕事ができるってんだから手を抜いているとしか思えない。

さて不機嫌になった主人とどう向き合うか。いろいろ鑑みてもこちらから謝るのはありえない。だって私何も悪くない。何もせず相手の出方を見ることにした。しばらくはイライラした様子だったが、次第にイライラはなくなっていき、ついには、さっきはごめんなさい、と言ったので許した。常日頃から布団掛けが嫌だと言っていたことを思い出したか。ともかく一件落着した。

布団掛けの残り回数、12回。

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