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中年女性の呟き ~保育園からの解放~

こんにちは。少しでも若く見られたときのあの嬉しさって何なんでしょうね。別に実際には若くもなんともないのに。そしてその大体が社交辞令の上に成り立っているのに。それでも嬉しく感じてしまう自分が情けない。中年女性の悲しい性質。ひよこです。

男性育児日記の方の更新が止まって、きっと大変で更新どころじゃないんだろうな、と察しつつ、ところでおめー全然更新してないよな?っていう圧を勝手に感じて慌てて更新してます。昨日の更新後にとめどなく溢れる思い出が凄かった。仕事でもそうだけどやっぱり苦労したことって忘れないよね。仕事だとあれがあったから今があるみたいな、成長したな!って思うかもしれないんですけど、育児に関しては頼れるところがちゃんとあったなら、あの苦労いらんかったな!って思うんだよね。危機回避能力とかは上がってんのかもしれないけど。

保育園。そこは共働き家庭の頼みの綱。なくてはならない場所。子供2人とも0歳から通わせて、それももうすぐ卒園で8年通ったことになるんですが、個人的には、大変だった!もうお腹いっぱい!って気持ちです。幼稚園行ったことないし、保育園もそれぞれ違うだろうから一概には言えません。あくまで私個人の感想です。

まず、持ち物の多さがすごい。毎日持っていくものだけでも、お手拭きタオル、コップ、コップ袋、お着替え2~3セット、お食事エプロン3枚、汚れ物袋、連絡帳、足ふきタオル3枚。もうリュックパンパンですよ。季節によっては汗拭きタオル、水筒、プールセットなんかも追加されるしね。忘れ物しないようにするのも大変で。乳児だとさらにオムツ(尻部分に記名しビニールにて個包装したもの)も5~8枚持ってかにゃならん。1日3回着替えるとかエプロン毎回変えるなんてどこの坊ちゃんだよ!

持ち物が多いという事は、日々の洗濯も大変で。洗濯機に放り込める物はまだいい。泥とか食べこぼしとか、トイレに失敗したパンツとか、手洗いが大変。感染症対策の為、嘔吐したり、漏らしたりした場合はビニールに入れてそのまま返される。食べ物がものっそいへばりついてたり、うんこが大変なことになってたりするわけで、受け取りまでにかなりの時間が経過しているのも相まって、なかなかのメンタルが必要な作業となる。まあ、うんこパンツは諦めて即捨てるけど。

で、保育園といえばお昼寝ですよね。そのための布団!2人いれば2組!!3人いたら3組!!!さすがに布団は毎日ではないですけど、週末持って帰って週明けに持っていくことを考えると、意外と持って歩いてる感が強い。連休とかあって今週は3日しか使ってないから洗うほどじゃなくない?って思っても有無を言わさず週末にお持ち帰りとなる。そして冬は毛布も追加される。このお布団対応が私は一番嫌で、8年目となった今、残り回数をカウントダウンしてお布団からの解放を心待ちにしている。

面倒といえば、連絡帳。乳児の頃は毎日タイムスケジュールと食事の内容を書かなくてはならなかった。もちろん情報の共有という意味からも重要であることは理解している。ただ本当に面倒。食事の内容とかそんなにバランスも良くないし、バラエティーに富んだ食事内容なわけもなく、それでも赤裸々に綴らなくてはならない。年度末に六法全書みたいな厚さになって返されるんだけど、それをどうしたらいいのかわからない。幼児になると今度はノート形式になって先生との交換ノートみたいな、毎日何かしら書いて先生からのお返事があるわけですが、これは両者苦痛だったのではないかと思っている。そんな毎日お届けするようなトピックもこちらにはないし、なんとかひねり出した平々凡々な内容にいかに返事をしていくかという先生の苦悩もあったと思う。前の保育園では卒園まで毎日頑張ったけど、そこで燃え尽きまして、今の保育園の連絡帳はほぼ書いていません。そんな毎日書く必要なかったんだな。

そして保健師の先生との攻防ですかね。男性育児日記の方にもありましたけど、鼻水と咳で合わせて一本的なね。そこはね、強い気持ちで立ち向かわないといけない。「でも熱はないですよね!」で押し切る。これ大事。幼児なんてね、鼻水と咳はお友達ですよ。鼻水と咳と一緒に大きくなるんです。あとその理由では会社は休めない。

行事に関しては、今と前を比べても結構違うから園によって様々なのかもしれない。前の保育園には子供の誕生日に保育参観ではなく保育参加ってのがあって、見るだけではなく参加しましょう!ってことであさイチから教室やら園庭で20人近くの園児と全力で遊ばなくてはならないという苦行。3歳くらいから男子の凶暴さには恐怖しかない。行動のほとんどが殴る、蹴る、引っ張る、体当たり、ほぼ暴行です。先生方が給食の用意をしている間にみんなの前で「毎日ご家庭でやっていると思うので楽勝だとおもいますが」と前置きされて、絵本の読み聞かせをさせられるという公開処刑。なぜ子供の誕生日に休みも取ってこんなひどい目にあうのか。この保育参加というのは、日々の先生の大変さを思い知るために設けられている機会なんだなと私は理解している。前の保育園はかなり参加行事がおおくて、でもほとんどが土曜日で参加しやすかった。今の保育園はほぼ参加行事が無くて、たまにある行事は平日で保育園という性質からいかがなものか?と思わなくもない。公立だからか宗教とか思想に配慮してクリスマス会とかもやらない。ツリーとか飾り付けはすごいするのに。

保育園の良い所、それは給食。本当にありがたい!昼にちゃんと栄養バランスのいい食事をしているからきっと大丈夫!に何度助けられたことだろう。補食もおやつもあるし、最高だよ!保育参加のご褒美に給食を一緒にいただけるんだけど、うまいよ。園児と全力で遊んで腹ペコだからかもしれないけど、うまい。遠慮なくおかわりした。給食に限らず、子供を預かってくれて一緒にしつけや教育をしてくれるってだけで相当有難い場所であることに間違いはない。特に1人目はいつ何を始めていくべきなのか全然わからなかったから、やり方とか関わり方を教えてもらって本当に助かりました。お世話になった先生方には頭が下がります。本当に大変なお仕事だと思います。子供の保育だけじゃないもんね。保護者とのトラブルとかもあるだろうし。1年終わると結構な数の先生がいなくなってたりするもんね。

来年3月、保育園の卒園式。私は、子供の成長を想って泣くのか、それとも保育園からの解放に泣くのか。

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