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【京都の節分祭(須賀神社 懸想文売り)】

おはようございます🥰
皆さま、いつも誠にありがとうございます🥰

今年の節分は四方参り(よもまいり)をいたしました🥰

節分の四方参り(よもまいり)は千年ほど前から節分に行われているとも言われる京都の古い風習です🥰

北東の吉田神社、南東の八坂神社、南西の壬生寺、北西の北野天満宮の4つの寺社を巡ってお参りし、邪気を封じ、福を招きます🥰

《写真1》鬼さん(邪気)は吉田神社にあらわれ、追儺で追い出され、南に逃げます。

吉田神社の南、八坂神社で祓われ西へ。

京都の裏鬼門の壬生寺、そして北に向かい、北野天満宮の福部社(ふくべしゃ)のなかに封じ込められると考えられています。

節分前夜に斎行される追儺式で鬼さんが追い出されるところを見たかったのですが、今年は残念ながら追儺式をとり行わないとのことでしたので、節分当日にお参りすることにいたしました。

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京阪神宮丸太町駅で下車して、お散歩しながら吉田神社を目指します🥰

道中、聖護院様と須賀神社様にお参り✨✨

須賀神社様で念願かなって懸想文売りさんにお会いしましたよ✨✨

懸想文売りさんは節分祭の2日間だけ、須賀神社にお出ましになって、懸想文を授与くださいます。

《写真2》が懸想文売りさん✨✨

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水干・烏帽子姿でなぜかお顔を隠されています。

なぜお顔を隠されているのでしょう???

それは、正体ががばれてはいけないからなんです✨✨

懸想文売りの正体とは???


江戸時代、貴族は貴族といえども、暮らし向きが苦しい場合が多くありました。
そこで、和歌などの優れた教養を活かして、恋文などの代筆をおこなう貴族があらわれました。
とはいえ、貴族ですから、副業をしていることがばれますと一門の名を落とします。
自らの正体がばれないように、顔を布で覆いました。

懸想文売りさんのお姿は、身分を隠して代筆業を行っていた貴族の姿に由来しています。

良縁のお守りである「懸想文」は箪笥や鏡台にしまっておくと、あらゆる縁結びのご利益があると伝わっています🥰

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