10/5日記 iPhoneケース

増税前にiPhoneを新しくした。使っているものはだいぶバッテリーも持たなくなってきて、そろそろだなと思っていたからである。
そのiPhoneのカバーはステラマッカートニーのサメのものにしていた。シリコン製のぷにぷにのサメの形をしたカバーである。しかもラメが入っていて輝いている、お気に入りのカバーだった。

iPhone の薄さをまったく何も考えていないこのケースを選んだきっかけは知り合いのスタイリストさんが当時めちゃくちゃ流行っていたモスキーノのスプレー形iPhoneケースをつけていたからである。

それを見たときにこれだ!かわいいのちからは!と思った。
iPhone よりもでかいそれはとんでもなくかわいかった。使っている様も電話をかけている様もかわいい。さすがジェレミースコットである。

iPhone の機能だとかそんなことよりも、毎日触るものだからかわいいの力が必要なのである。「機能性とかどうでもいい!このケースを選んだ私、サイコー!」という心意気がグサッときた。

それから私はiPhoneを新調するタイミングになり、私の心に刺さるケースを探しまくった。ステラのキラキラシャークのケースを見た時、心が躍りまくった。荷物の到着を今か今かと待ちわび、開封したときにはかわいい!!と連呼し家族に見せてまわった。

ヨーロッパに行ったとき、オランダのテキスタイルミュージアムのカフェ店員さんにshiny shark!とかわいいの共感を得たり、お客さんとの会話のネタにもなったり、サメのケースは値段以上の働きをしてくれた。
もちろんヒレも背びれも生えているのでかばんから出すときにいろんなものが釣れるし、ポッケには入らないけど、そんなことどうでもいいのである。

かわいさを感じないと、ときめかないと死んでしまうのである。

さて、そんなシャイニーシャークもお役御免。

次のケースはビールです。みんなまたいじってね。


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