読書メモ ^_^湊かなえ『人間標本』
読んでいい気持ちにならないのはわかってるけど、やめられないのが湊さんの作品。
今回は、今までの作品の中でもスタートから嫌な予感が満載です。
カラーページ見るだけで、美しいけどしんどい感じ。
主人公がシリアルキラーになるのかなと思ったら、息子が犯人ってなって、いやいやそうじゃなくてって、どれだけどんでん返しするのよ😅
蝶に関する解像度の高さと被害者の男の子との類似性、なんとも完成度の高い作品だと思いました。
相変わらず救いのない作品で、さすがイヤミスの女王だなと感じます。
湊先生の優しそうな雰囲気から、どうしてこんな作品が生み出せるのか不思議でなりません。
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