レーエンデ国物語1

大好きなファンタジーで、話題作とあっては読まない理由はないので、そそくさと、図書館で予約しました。
でも、届かない。仕方ない話題作だし。

やっと、図書館から連絡がありウキウキしながら取りに行きました。
表紙がすごく綺麗✨品がある。

レーエンデ国物語。
崖の上とかじゃなくて、固有名詞。
中身はナルニアっぽいのかなと、読書開始。

登場人物紹介3人‥少ない。
絵もあるけど、3人は大変。
これは世界観掴むまで、時間がかかるなと思いながら読書開始しました。

感想からいうと『おもしろいし、大好き📕』
情景を想像するに、美しいし。
人語を介する獣とかでてこないから、FFのイメージで読みました。
戦いや呪いや迫害や圧政、レーエンデ国を巡る様々な謀略の中で、それでも自分の信念を貫いて生きようという人の矜持をみました。
最後の『神の神子』の正体がわかんないんですが、きっと続きで明らかになるんでしょう。

次巻は時系列的に、このあとの話かな?
ナルニアみたいに時代が行ったり来たりする話もあるから、そもそも聖イジョルニ帝国の起源、予言とかに立ち返るのかな?

砦の建設すごく嬉しかったのに、その建設中の人間模様もすごく良くて、人を信じることとか考えさせられた。
その砦をこんな形で通れなくなるようにしてしまい、所行無常感がある。

レーエンデは変わらない美しさと、変わらなければ生き残れない切なさがある。
変わらないでほしいけど、変わらないことは周りが許してくれない。
それは未知のものを恐れるきもちだと思う。

中村哲さんが、インタビューで活動する上での宗教の違いについて問題にならないのか?
みたいな質問に
『なりません。私が彼らの考えを尊重すれば、彼らも私の考えを尊重してくれます』
って感じのこと言ってた。(曖昧)

多様性を受け入れるということは、どちらかが我慢して成り立つものではないと思う。
相手のことを尊重して、対話を行うことが本当に他者理解を促して、多様性のある社会になるのではないでしょうか?

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