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新宗教の解体と責任の取り方


新宗教のことを考えるたびに、何が正解なのか分からなくなる。それに命を救われる人がいる一方で、それに人生を滅茶苦茶にされて苦しむ人がいる。
宗教は人に夢を見せている。迷う人、どこにも行けない人に歩くべき道を教え、立ち上がるために必要な希望を提示する。落ちてはいけない奈落について教える。新宗教がしばしば過激な思想を持っているのは、これくらい強引で、力を持つものでなければ、不特定多数の人間を救うことなど不可能であることの裏返しにも見える。どっちつかずで曖昧で、道を逸れても何の罰もない教えであれば、人生を賭けてまでそれに従う価値もない。

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22年7月から23年7月までのログです。更新終了済。

とても頑張って生きているので、誰か愛してくれませんか?