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本当は違うヤツ書こうと思ったけど、今は“ぼっち”を書きたい!!!

はい。通常通りネタバレです。


なんとなく

劇場版『鬼滅の刃〜無限列車編〜』が
PG12であることに貢献する
炭治郎のヘタレぶりと演出上の葛藤

という謎のタイトルの代物を書こうと
脳内で作成していたんだけど
(下書きすらしてない)

今は“ぼっち”を書きたい!!

書きたい理由を求められて無いが述べる!

壱)ぼっちこと冨岡義勇さんが
  人気の理由がわからない
  (出番が多いから?)

弐)柱の中で異質過ぎる

参)推しの実弥や無一郎、煉獄さんの逆行く

肆)書きたいから今書く
  【鬼滅の刃】お館様の統率力


  と題した下書きに何故か
  タイトルにないぼっちの事しか
  書いてなかった何故??

  (↑大丈夫か?わたしの思考回路)

伍)自己肯定感に関する下の記事を書いていて

  (気になる方は読んでみてね!!
   1日で81ビュー!割と長文なのに
   読んでくれてありがとうございます!
   何人ゴール出来たかわからないけどw

一番自己肯定感が低いのが

  “ぼっち”こと冨岡義勇さま

陸)親子そろって大好きな
  YouTuberぺいおんさん

  好きなキャラクターとして
  最初に挙げたのが
  予想の字髓さんでなく義勇冨岡さま
  
ちょっと個人的にビックリ

  うん。
  でも好きじゃなきゃあの歌詞書けない

もう書くしかないっしょっ!

という事で先ずは

ぺいおんさんの替え歌
『柱に嫌われている』

♪ 誰かを背負って戦うことを
 羽織に誓うこともファッションで
 それでも寡黙に戦うなんて
 クールなことでしょう〜

歌詞にあるように
伊之助から“半々羽織”といわれる
羽織は、半分は姉・蔦子(臙脂色)
そして、半分は錆兎のものです

義勇は両親を亡くし
年が離れた姉・蔦子とふたり
両親が残した財産で生活していました

蔦子が祝言を挙げる前日
蔦子と義勇は鬼に襲われます
蔦子は義勇を隠し
自分は鬼に殺されてしまいます


義勇は『鬼に襲われた』と言った事で
周りから心の病と思われてしまい
遠方にいる医師をしていた親戚に
預けられる途中で逃げ出し
山の中で死にかけていた時に
鱗滝さんの知り合いの猟師に助けられて
鱗滝さんに師事することになります

そこで同じ年の錆兎と出会います

『錆兎という
 宍色の髪の少年と共に選別を受けた』

『十三歳だった
 同じ年で天涯孤独
 すぐに仲良くなった』

『錆兎は正義感が強く
 心の優しい少年だった』

『あの年の選別で死んだのは
 錆兎一人だけだ』

『彼があの山の鬼を殆ど一人で
 倒してしまったんだ』

『錆兎以外の
 全員が選別に受かった』

なるほど!!
だから村田さんでも
鬼殺隊に入隊する事が出来たんだ!!

(※村田さんは義勇の同期です
  そして、無惨戦にも参加してます)


そして、真菰ちゃんは錆兎と一緒にいるけど

同じ選別には参加していなかった
ということなのかな?
(でないと、つじつま合わない)

で!当の義勇さん

『俺は最初に襲いかかって来た鬼に
 怪我を負わされ朦朧としていた

 その時も錆兎が助けてくれた』

『錆兎は俺を
 別の少年に預けて』

『助けを呼ぶ声の方に
 行ってしまった』

『気がついた時には
 選別が終わっていた』

『俺は確かに七日間生き延びて
 選別に受かったが、、、』

と言う事だったんですね。

どこまでも後ろ向きなぼっちさん
先の最終戦別の件で

一体の鬼も倒さず
 助けられただけの人間

 果たして選別に通ったと
 言えるのだろうか


『俺は水柱になっていい
 人間じゃない』


『そもそも柱たちと
 対等に肩を並べていい
 人間ですらない


『俺は彼らと違う
 本来なら鬼殺隊に
 俺の居場所はない』

と15巻で炭治郎に心情を吐露してます

その前に
あまね様の柱合会議後に
柱ほぼ全員を敵にまわした発言

『六人で話し合うといい』

『俺には関係ない』

『俺はお前たちとは違う』

はこういう事情があったからの
発言なんですね。。。

本当にしのぶちゃんじゃないけど

『さすがに言葉が足りませんよ』

ここ最近、
なんで“ぼっち”を書きたくなったか

それは

アニメで1話を見直したからw

私は、アニメから入って
続きが気になるから
その時点のコミック全巻大人買いして

なぜか、6巻だけ先に来たので
他の巻が届いても先へ先へ
前だけ向いて読みあさったw

で、

久しぶりにアニメで1話を見たら
炭治郎を叱咤している義勇が
自分自身に怒りをぶつけているように
見えて
スゥーっと入ってきた
冨岡義勇という人間が

たぶん、見直したのは
下の記事を書く為だったかな

上の記事でも少し義勇さんには触れています
お暇な方は読んでね!
(因に、今一番ビューが多い記事ですw)

だいぶ前になりますが、

【裏を知るほど面白い鬼滅の刃
 vol.1】
〜紅蓮華にみる
 鬼殺隊士その強さの分かれ目〜

という記事を書きました。
ここでは鬼殺隊士の心を動かす原動力
について書いたのですが

簡単に言ってしまうと
鬼殺隊士として強さを誇る人は
個人的な激しい憎悪を持っている
という話

気になる方は下の記事に
暇な時にでも目を通して下さい

なんと!義勇さん!!
上の記事の事を心の声で言ってくれてた
今更にして気づいたw
1巻のことなのに。。。

『怒れ』

『許せないという
 強く純粋な怒りは』

『手足を動かすための
 揺るぎない原動力になる』

たぶん作者も根底にこの考えがあるのかな

さらに、


という記事で
単純に鬼に理不尽に愛する人の命を奪われる
だけでなく更に強さへと向かうには
もう1つの要因があると

それは

目撃する事!
目の前で命を奪われる事
です

先に述べたように
ぼっちの場合は
蔦子姉さんの時も錆兎の時も
目撃はしていない
のです

ぺいおんさんの歌詞にあるように

♪ 自分を守って誰かが死んで
 それを悔やんで涙をこらえて
 鬼を滅するため青年は
 刀をもって走った〜


そう!義勇さんは
後悔を背負っているのです

自分が死ねば良かったと。。。

一方

無一郎くんは兄が鬼に襲われた時に
その場で鬼に立ち向かい
夜明けまで戦って鬼を殺しています

実弥も鬼と化した母から
兄弟を守る為に戦い
母親を手にかけています

その場でなす術もなく
守られる側にまわってしまった

ぼっちに出来る事は
後悔しかなかったのかも

ちなみに

ぺいおんさんはオリジナルでも
ぼっちの事を歌ってくれています

♪ 今にも叫び出しそうで
 悔やんでも悔やみきれないんだ
 涙流し絶望しても
 戻ることはないんだ
 ひたすら歯を食いしばって
 屈する事のない強さで
 突き進むしか道はない

義勇も柱稽古の前に

『思い出したくなかった
 涙が止まらなくなるから』

『思い出すと悲し過ぎて
 何もできなくなったから』

『蔦子姉さん 錆兎
 未熟でごめん、、、、、』

と反省しています。

しかし、この傾向
実はちゃんと1巻にも
伏線があった
んですね

それは

鱗滝さんに炭治郎たちの事を
頼んだ手紙の文面

『もしかしたら
 “突破”して“受け継ぐ”ことが
 できるかもしれません』

つまり既に義勇が

“突破していない”
“受け継ぐに値しない人間”

との葛藤を抱えていたというこです

ぼっちの後ろ向きな性格は
オリジナルの技にも現れています

例えば

【煉獄杏寿郎の場合】

自身の名を冠した奥義

炎の呼吸 玖ノ型・煉獄

心を燃やせ 
限界を超えろ
アレです

一瞬で多くの面積を
根こそぎえぐり斬る
全身全霊
命ごと浴びせる渾身の斬撃


そして

【時透無一郎の場合】
むいむいオリジナルの技は

霞の呼吸 漆ノ型・朧

動きに大幅な緩急をつけ
敵を攪乱し決定的な一打を討つ


しかーし


【冨岡義勇の場合】

ぼっちのオリジナルは
水の呼吸が“受けの術”であるからか

水の呼吸 拾壱ノ型・凪

この技の発動中は間合いに入った
鬼の技すべてが無効化される

煉獄さんも無一郎くんも
積極的に倒しにいくのに
ぼっちは防御、、、消極的。。。

本人も

『俺は極力、刀を抜きたくはないし
 誰かれ構わず娯楽のように
 手合わせするのも好きでない』

と吐露してます。。。
とことん前を向けない男w
お館様も心配しますね


さて、ここで小休憩
ぺいおんさんの
『それいけ!炭治郎〜すみっこ柱』

♪ コメントしてもらえたら
 モチベーション上がるし
 テンションアゲアゲ
 明日からなんか
 また頑張れる気がする
 だけど、なかなか言えない
 コメント書いてお願いします
 なんて、なかなか言えない
 なかなか言えない〜

あ、、、、

さて第弐部ww

お館様が心配していると書きましたが

『どうしても独りで
 後ろを向いてしまう義勇が
 前を向けるように』

と炭治郎に手紙を出しています

お館様は別け隔てなく
見てくれている
のですが

なんとなく義勇さん
他の柱よりもお館様への
忠誠心が感じられない
と言うか、、、、

懐いてないww

お館様も打っても響かない
義勇の扱いには困っているのかな?



【鬼滅の刃】お館様の統率力
に書かれていていたのが

自分でも新鮮だったのが
ぼっちこと冨岡義勇さんのセリフ
『俺の仕事は鬼を斬ることだ』


もう目から鱗ですよ!
あぁ、“お仕事”そうですよね
お給料もらってますもんね、、、鬼殺隊士。
うん。 もらってた もらってた

そうそう
思えば那田蜘蛛山で
サイコロステーキ先輩


『俺は安全に出世したいんだよ』

『出世すりゃあ
 上から支給される金も多くなるからな』

って仰ってましたわw

うん。お仕事だわお仕事!!ぼっちも言ってたよ。
禰豆子の為に命を賭けてくれてありがとう
炭治郎に言われて。。。。

って思ってマンガ調べたらなかった💦

アニメオリジナルなのね。。。

ぼっちが炭治郎に言ったのも
『礼なら仕事で返せばいい』
『俺たち鬼殺隊の使命は
 鬼を打つ 以上』
うむむ。

冨岡さんにとっては
鬼殺隊はお仕事なのね


この辺が明らかに
ぼっちが他の柱達と違う印象
生み出しているんだろうなぁ。。。

ほぼお館様の統率力に関係なさそうだけどw
まぁ、力技でそっちに
話をもってこうとしていたのだろうww
(下書を書いた私は。。。)

ぼっちは鬼殺隊をお仕事と思っている
なんとなく引いた姿勢がわかる気がします

もしくは

鬼への憎悪というものを
行動する原動力
としてしまうと
蔦子姉さんや錆兎のことが頭によぎる

自分を保つ為に“仕事”と割り切る
ことが
必要だったのかも知れません

まぁ、、、

メンタルは弱めですね


また、実弥や天元のように
お館様を父と慕う柱は
実の父親から虐待などの
自己否定的な扱い
を受けています
(無一郎は幼くして父を亡くしているので
 父親への思募からかなぁと。。。。)

義勇の場合は両親を亡くしていますが
そのような事実は明らかにされていません

財産で蔦子姉さんと
二人暮らしできていたので
そこそこ良いとこのお坊ちゃん
かと

義勇の出身地である
東京府豊多摩郡野方村は
多くの幕府直轄領と
旗本の知行所とが入り混じった
地域
地方知行をするのは
上中級の幕府の旗本および御家人
らしいので
義勇も武家の子である可能性は
充分あります


武士道において「7つの徳」

言うものがあるのですが

武士道を支える侍の重要な基本条件

義勇なんです

偶然の一致か意図したか
原作者のみ知ることですが・・・
基本条件は満たしていると。。。

武家でも時は大正ですし
両親もなくなり
年の離れた蔦子姉さんに
可愛がられて育っているので

煉獄さんのように
冨岡家を担う長男といった育ち方より
可愛い末っ子だったのではないかな?

(煉獄さんは武士でないけど
 代々鬼狩りの子なのでほぼ7つ
 備えている気がするのは私だけ??)

長男をたてる鬼滅としては
そこも義勇ぽさ?? 
煉獄さんや実弥
とは違いますね

ということで、、、、
冨岡さんが人気の理由は
見た目でいいですか??
(←何故??)

因に

柱腕相撲では冨岡さんは5位

好物は鮭大根です

では、最後は
ぺいおんさんで締めます!

今年は長文お付き合いくださり
本当にありがとうございます!


来年もたぶん懲りずに書く(ハズ)