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鬼滅の刃『無限列車編』〜煉獄さんの失敗と欠如〜※ネタバレ

劇場版のネタバレをかなり含みます。
さらに、無惨戦のネタバレも含みます。

ふとうちのコタさんが聞きました

コ『煉獄さんとぼっち(冨岡さんのあだ名)
  どっちが強いの?』

『煉獄さん!』

コ『でも煉獄さんアカザに負けたじゃん』

確かに、義勇はアカザを葬った
しかし、義勇だけではなく炭治郎もいたし
むしろ、炭治郎が闘気をなくして
アカザの頸を切ったわけです。
(結局、頸は再生したし)

『それは煉獄さんは一人で闘ってたから』

『でも、アカザって自分で死んだじゃん』

ごもっともです。


煉獄さんは強い!
代々鬼狩り炎柱の家系に長子として生まれ

現役の炎柱である父に小さい頃から
炎柱になるべく鍛練していたわけですから

アカザも至高の領域に近いと評しています。

剣技だけでなく腕力も強いです

柱腕相撲対決で行冥、天元に次いで3位だし
1位2位は体格的にほぼ反則だしw

鬼殺隊士の強さの指標に
〝痣の出現〟と〝透き通る世界〟
と言うのがあります。

煉獄さんは、痣は出ていませんでした

しかし

炭治郎に呼吸で止血するように
誘導できるあたり見えてんじゃね??
と感じたので
〝透き通る世界〟も近いかも

では煉獄さんが何故アカザに負けたか

ほぼ見た目無傷でも
魘夢を倒した戦いの後で疲弊はしていたのは
少なからずあるでしょう

煉獄さんが失敗したのは魘夢戦での采配です。


炭治郎と伊之助に頸を切る事を任せて
善逸と禰豆子に前の3両を
そして後ろの5両を自分が守る。

しかし

その前の那田蜘蛛山を考えみましょう

伊之助は下弦の伍である累の父にすら
なす術なかったし

炭治郎は禰豆子の力を借りても
累の頸を切る事は実際はできませんでした。

炭治郎が切れたのは白旗あげた状態の
累の母親鬼だけです。

向かってくる鬼を切れたのは善逸。

炭治郎&伊之助 善逸&禰豆子は
さすがの組み合わせですが、
結局かなりの苦戦をしいられました。

本当は煉獄さんが魘夢の頸切れば早いはず。


では、なぜ煉獄さんはそれをしなかったか。


端的に言えば炭治郎と伊之助には
5両の乗客を守り切ることができる
実力がないから。

煉獄さんの責務である
〝鬼から人を守ること〟故の采配で
早く鬼を滅する為の采配ではなかった。

これが煉獄さんが
アカザに負けた原因だと思う。

そして、 

煉獄さんに決定的に足りないもの、、、

それは、

鬼に対する憎悪。

煉獄さんが魘夢の頸を切っていれば
アカザが到着する頃には皆いなかったかもw
なんせ夜明け近いですからね。

ただし、犠牲者は出ていたかもしれませんが。

鬼殺隊の鬼に対する憎悪って
凄く重要なポイントかと思うのです。