雑な人の日記。20211111
昼も夜もウトウトしている。
私は夜な夜な中途覚醒するのだけれど、最初の寝付きは良い方で、布団にくるまって、電子レンジで暖めたゆたぽんを背中や腰に当てていると、そのうちに眠る。そうして、長くてもに2時間程で目を覚まし、その後は細かく数分から30分、時に一時間と、刻むように睡眠を取っている。
以前は、真夜中に布団から起き出して部屋でラクガキをしたり、娘の面白い台詞を漫画にしたためながら過ごしていた。暫くそういう事もしていない。
今までそうしていたように、一旦起き上がってしまえば良いような気もする。なんというか、最近、メリハリというか緩急が足りない。
今週や今月やることを、週一回くらいのペースで見直したり確認しつつ、メモを取ったりしていた。そういうのも、最近、あまりしていない。
やることがハッキリと決まっていても、ガイドがあると考えがまとまりやすい。出来たことは打ち消し線を引く。先送りにするものはチェックを入れる。今日したことを確かめることで、溶けるように、或いは、飛ぶように過ぎていくように思える時間を、少し手許に残しておける気がする。
真夜中の、皆が寝静まったしんとした時間に、今日あったことを紙の上に走り書きして振り返る。そんな風に、なだらかに自分の足取りを確かめていく時間も、少しずつ持ってゆくと、いいんじゃないかな。
今日はポッキー&プリッツの日なので、娘にポッキーとプリッツを買っておいてと頼まれている。彼女はいつかポッキーゲームをやってみたいらしい。ポッキーの両端から二人で交互に食べていき、残り3cmくらいになったところで折るのだと説明してくれた。
それから、煙草の先で火を分け合うシガーキスもいつかしてみたいと言っていた。
興味のあるものや格好良さを感じる対象や感性が、日々、賽の目を振るように変わってゆく。嬉しいこと、楽しいこと、悩んでいること、悲しいこと。大切なものを大切に想う気持ちの表現の仕方も、自立心の芽生えとともに、少しずつ形を変えていく。
そういう娘の姿を傍で見ていられる日々は、いつまでも続くわけでもない。私たちは限られた時間の中にいる。なので、今、色々聞かせてくれている言葉を、写真に撮るように切り取って、こうして時折、文字や絵にして書き留めている。
いつかくる未来、たまに顔を合わせてともに語らいながら、過ぎてゆく今を懐かしむことが出来ると、良いと思う。
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