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親の生命エネルギー

幼い子どもをもつ

親ごさん                 

1日子どもと過ごして
その日が終わる頃には
ぐったりしている人もいるでしょう。

幼い子どもを育てるということは、
ただそこに居るということを
とてつもなく要求されます。

最初の子どもを授かった時、
保育の仕事経験では味わったことのない
疲労感を初めて覚えたことを思い出します。

ああ〜、歳かなあってその時は思いましたが、
実は、睡眠が十分じゃなかったのだと
振り返って理解できるようになりました。

シュタイナー教育を勉強し始めた頃、
なぜ、小さい子どもたちの世話が
こんなにも疲れるのか?
ということの答えを知りました。

それは、子どもたちは私たち大人が持っている
エーテル体を必要としていて、
そのエーテル体を使って成長するからです。

私たちは誰もが、エーテル体という生命エネルギーを持っています。
そのエーテル体は物理的な身体を保つための形成力が働いています。

もちろん、小さい子どもたちも(特に7歳以下の子達)エーテル体を持っているのですが、そのエーテル体はまだ成熟していまん。

体の内側でまだ未完成の身体をしっかりと完成させるために使われています。
そして、子どもたちが更に成長するには、大人のエーテル体をも必要になります。

子どもと一緒に過ごすと、子どもたちは私たち大人のエーテル体も使って過ごすことになるので、私たち大人は、

自分のエーテル体を毎日きちんと回復させることが必要となります。         

エーテル体が回復できないとどうしても身体や心の不調に繋がるのです。

エーテル体をしっかり回復されるために一番有効なのは
質の良い睡眠です。

私が尊敬するミヒャラ・グラッグラーさんの言葉にこんな言葉があります。

『母親の眠りは神聖である。』

自分の眠りを犠牲にして
子育てをしているお母さんに時々会います。
お母さんだけに限りませんが、
お母さんにこの傾向が多いのは確かです。

そして、何を隠そう、私もそうでした。
そういうお母さんの大変さにとても共感できます。

子どもが2歳、0歳の頃は、添い寝で寝ていたので、
そんな娘たちの間で寝るとどうしても眠りが浅くなり、
夜中になんども目が覚めることも多く、
万年寝不足という状態が続きました。                 

自分自身も添い寝文化の中で育てられたこともあり、
添い寝に少し拘ってしまったと言う事実もあります。

ミヒャラ・グラッグラのこの言葉に出会った時、
私も子どもがもっと早くに出会いたかったと思ったものです。

『そうは言っても、子どもがなかなか寝てくれない。』

『子どもが寝てからが私の大事な自分の時間。ついつい夜更かししちゃうわ〜。』

親が十分な睡眠が取れていな背景は様々でしょう。

ミヒャラ・グラッグラーは母親の睡眠について
こんなことを言っています。

『お子さんを冷静に理解を持って受け入れてください。
その上で、お子さんとご自身の間に、1つの境界線を引くこと。
断固とした意志で出会えると言うことは
子どもにとってはとても大事な時間なのです。』

彼女の言葉をどう受け取るか、
受け取り方は状況によって少しずつ違ってくるようにも思えますが、
私が体験したことに当てはめて思うのは、
子どもが一人ででも寝れるような環境とリズムを
もっと積極的に作ることで自分の睡眠を犠牲にせず、
子ども自身が自分で寝入ると言う
自己教育ができたのではと思うのです。

子どもたちの睡眠については、別の話題になるので、詳細はまた今度書いていきたいと思っています。

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