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世界平和への鍵を握り締め

バンクーバーは8月15日を迎えています。8月15日は、日本では終戦記念日。

昨日、Youtubeでやっていた終戦記念日の全国戦没者追悼式のライブをみながら黙祷をする時間を持ちました。

終戦記念日は、私にいつも初心に振り返る時間を作ってくれます。

私の初心〜シュタイナー教育との出会い〜

私が、シュタイナー教育に出合ったのは2つのきっかけがありました。

1つは、娘たちの内気な性質にあった教育を探していたこと。

もう1つは、娘たちや世界の子どもたちの未来の世界が美しく平和であって欲しいという強い思いから、『平和教育とは?』という問いを持っていましたが、シュタイナー教育の中に答えがありそうだったということ。

たまたま、仲良くしていたママ友が平和活動家であったことから、自分一人では学び得ない多くの学びをいろんな活動家との出会いの中で得ることが出来ました。そして、いつしか、『世界平和は教育から』と強く信じるようになっていました。

アメリカの詩人William Ross Wallaceが残した有名な言葉、The hand that rocks the cradle rules the World/ゆりかごを動かす手が世界を動かすということが後押ししてくれます。

『ゆりかごを動かす手が世界を動かす。』

この言葉の意味として、Wiktionaryにはこう書いてあります。

次の世代の人たちが将来の世界を作っていくのだから、次の世代、すなわち子供たちを育てる人の影響は絶大であるということ。特に、女性あるいは母親の影響の強さを指す。

近年、小さい子どもを世話するのは、母親や女性ばかりとは限らず、父親が主夫することもあれば、男性の保育士も増えてきたので、私はあえて、女性や母親の影響というよりも、男性も持っているであろう母性的な力の影響に視点を持っていきたいと思います。

そして、世界平和への道は、ゆりかご、幼児期がスタートだと意識するようになりました。幸せな子ども時代をサポートしていくのは母性的な目線と、それが作り出す空間。

自分らしく生きる

幸せな子どもが増えれば世界はよくなる。平和になる。

では、幸せって何?

この問いを無視することは出来ないですね。

この問いについて考えて向き合い、そして今のところ私が行き着いた答えは、

『自分らしく生きる』

これに尽きます。

別の言い方をしてみるなら、

自分の心に従って生きる。

自分の良心に従って生きる。

誰もが自分の中に神性を持っています。私もあなたも、そして、憎らしいあの人も。笑

誰もがこの世になんらかの課題、才能や能力を持って生まれ、役割や使命を持って生まれてくる。

役割、使命っていうと大袈裟な感じがします。

でも、意外とこれ身近なことなのではと思うのです。

その人その人が自分らしくあることで、個性とか得意なことがキラリと光り、その光がだんだんと輝き始め世界に放たれる。そして、その光を感じる人がいる。そんな光が沢山集まれば世界はよくなる。と思うのです。

例えば、いつもニコニコしている人。その人の笑顔は光を放ちます。

たとえ重度障害を持っていてもそれはできます。

自分自身を見失うことなかれ!

一人ひとりの生き方、自分らしく生きる。

特に、コロナ時代は、メディアや人の意見に振り回されることなく、自分で調べ、考え、自分自身を信頼していくことが試されています。

残念ながら、時代は分断化へと向かっています。排他的で、壁があり、誹謗中傷が多く、寛容さが失われてつつある時代。日本滞在中は、そんな傾向が強いなあと感じました。

自分らしく生きることは、他者が自分らしくあることを認めるということでもあります。

私たち一人ひとりが、平和への鍵、素晴らしい未来への鍵を持っているような気がします。

そんなことを子どもたちにも伝えていきたい。

そして、まずは、自分からですね。

今日も、最後まで読んでくれてありがとうございました。

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