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親が病気になった時、子ども達はどんな気持ちになっているのか考えたことありますか?

昨日、EMSi(エッセンシャルマネジメントスクール卒業生の会)内の部活動であるEMSヘルスケア・マネジメント部で対話会を開催しました。

2020年10月から月に1回のペースで「聴いてみよう!語ってみよう!」とEMSを受講した方々のお話を聴かせていただいています。昨日は第7回目、大学1年生の中川花乃さんに話題を提供していただきました。

テーマは
「親ががん患者の子ども達の支援。
〜子ども達が自分らしく生きられる社会へ〜」
でした。

中川花乃さんは高校時代にカナダへ留学していたそうです。現在はStellabO(ステラボ)という団体の代表をしています。花乃さんによると

そこでは、身近な人ががん患者の子どものサポートをしたり、最近ではがん教育にも取り組んでいます!どんな環境にいても子どもたちが安心して輝ける社会を創ることが私たちの目標です!

StellabO(ステラボ)はこちらから↓↓https://stellabocc.wixsite.com/stellabo
ということでした。

「今回のイベントで子どもの立場についてを考える。他人事から自分ごとに変わるような時間になればとても嬉しいです。」

「がん患者さんや子どもたちの問題や解決策についてをお話しして、考えを深められたらと思っています。」

というメッセージをイベント前にいただいていました。

昨日の参加者は14名。
医者・看護師・病院経営に関わっている方・IT企業など企業勤務・ピアサポートを実践している方など多様な顔ぶれが揃いました。共有しているのはEMSで本質行動学を学んでいることです。

みなさん真剣に花乃さんの話に耳を傾けて、それぞれの立場から自分ごとに落とし込んで考えていました。そして、お手伝い出来そうな事を花乃さんに伝えていて…とても暖かくて素敵な時間を過ごすことが出来ました。

花乃さんからイベント後に届いたメッセージは

素敵な繋がりをいただき、本当に嬉しいです。今日のイベントに参加したことで1人ではないと感じることができました!(一部抜粋)

というもので、人と人とが繋がると可能性が開かれていくのだなぁという実感できた会になりました。

私は看護師をしていて、患者さんはもちろん家族への支援も視野に考えていたつもりだったけれど、「子ども達」がどのように受け止めているかはまったく考えたことがなかったように思います。

大人が病気になると、それを大人自身が受け止めることに必死で、そばにいる子ども達の心の中までは考える余裕がなくなることもあるのだという新たな視点は大きな学びになりました。今後も花乃さんの活動を通して、子ども達への支援についても考えていきたいです。

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