宅建士登録と宅建士証の発行をしてきた

 宅地建物取引士に合格して、実務経験がないので登録実務講習に行ってきたところまでは書いた。少し時間がたってしまったが、宅建士の登録と宅建士証を作ってきたので、その話をした。
 正直、単なる事務手続きの連続なので読んでいて、おもしろくないと思う。

宅建士登録の準備

 まず、重要なこととして、宅建業に勤めたりする予定がなければ、宅建士として登録することも宅建士証を発行する必要もない。完全な私の自己満足のためにお金と時間をかけた。
 さて、東京都での宅建士登録は主に都庁が手続きの場所となる。手続きに必要なものの内容は、都庁のサイトに書いてあるのでまずはこの書類を用意する。特に重要な書類として、登録内容を記入するものと、宅建士登録の欠格要件に関わることを証明する書類の2種類がある。普段、なかなか取り扱うことがない書類なので新鮮だった。

  • 登録申請書

    • 宅建士として登録することを申請し、登録内容を記入する。

  • 誓約書

    • 自分が宅建士登録の欠格要件にひっかからないことを誓約する。

  • 身分証明書

    • 区役所(コンビニで発行できた)で発行される禁治産・準禁治産、成年後見の有無、破産の有無を証明するもの。

  • 登記されていないことの証明書

    • (東京)法務局で発行される成年被後見人等として登記(登録)されていないことを証明するもの。

こういう手続きするたびに思うけど、本人が許可したら、他の行政機関が発行する書類の閲覧権限等を与えて、わざわざ書面として用意しなくてもいいうようにしてほしい…。

宅建士登録に都庁へ

 以上の書類を用意したら、都庁へ持参するか、郵送して申請できる。郵送だと申請書類受領後の折り返しの電話と登録手数料の振込と、日数のかかるタスクが増えるとまた面倒だと感じた。なので、1日で終わらせられるように都庁へ持参した。
 都庁3階の民間住宅部不動産業課は、入り口に案内してくれる人がいるので、特に困ることはない。何回か行ったけど4~5人の待ち人数がいる程度で混んでもいない。手続きも書類の確認や本人確認や入金(ちなみに登録手数料37,000円)と手際よくやってくれて、待ち時間も含めて20分もかからなかったと思う。
 宅建士登録の申請が終わったら、つぎは宅建士証の発行…ではあるが、実は、宅建士登録の手続きから1か月くらいすると自宅に通知が届くので、その登録通知をもって、宅建士証の発行を申請する。結構、時間かかるなぁという印象だが、その日は宅建士証の発行手続きの案内資料をもらって帰った。

宅建士証の発行の準備

 30日~40日で登録通知はがきが届きますとのことだったので、完全に忘れたころにはがきが届く。この時点で4月末か5月頃だったと思う。同じように都庁のサイトに宅建士証の発行の手続き方法が書いてあるので粛々と準備する。
 宅建士証の発行では、見慣れない書類の準備は求められていないので、意外とすぐ終わる。けど、宅建士証は5年使うので、いい写真を撮ろうと思ってわざわざ新しく写真とったりしてたら遅くなった。

宅建士証発行に都庁へ

2度目の都庁。宅建士証の発行は書類の受領&入金(4,500円)後、20分~30分でできるとのことだったので、食堂に寄りながら時間をつぶして、無事、発行。どこにも従業していない、開業もしていない宅建士(正確には登録時点)の誕生である。

改めて

宅建業に勤めたりする予定がなければ、宅建士として登録することも宅建士証を発行する必要はない。むしろ、宅建士登録&宅建士証をもったことで、定期講習や宅建士証の更新などを行っていく義務が発生するので、人によってはデメリットですらあるかもしれない。都庁は5年ごとの更新で通知してくれないので、自己管理が試されるので気を付けよう。

宅建士合格後引き延ばして来た話のネタも尽きてしまったので、つぎから何を書いていこうかな…。

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