水色に堕ちていく 鈍い脈拍の音 沿った甲の肌 尖る道の光 小指に絡む赤い糸の源 割れる顔 熱を失った人を模る肉 桃色の花弁 濡れた布切れと辞別 灰塵に紛れてここに私が在る 適当に作った
空と同じくらい広い海 一つになればもっと広くなるだろうと 考えた けれどいつまで経っても一つにならない もし海がもっと広くなれば魚の数は増えるだろう もし空がもっと広くなればこの青空をもっと沢山 の人に届けられるだろう もしそうなれば人々はもっと幸せになれるだろう 針と糸で空と海を縫い一つにしてみた 私はこの行為が多くの人々を幸せに導く最善の 行為であると信じて疑わなかった 空が消え宇宙がむき出しになる 海が消え地球がむき出しになる 人も動物も植物も全ての生き物が同じように狼
故郷崩れた壁、霧雨に包まれた村 群生する蔓が私の思い出を覆って 扉の向こうを隠す 階段の記憶の位置さえ水に溶けて、どこかへ 流れていった 経ち過ぎた時間には苔が覆い、断片 的な光の放出は、忘却の壁に阻まれた 大人を超えて老人に成った自分 遊びから帰れば母が丸い机の上に みそ汁と白飯、ぶつ切りにした煮物 を並べ、口で食って腸で吸った栄養 は糞になって消えていったけれど、記憶 の中にはまだ味が残っている 母の作った飯と同じくらい食った故郷の空気 今はもう思い返せない あまりにも立
初めまして、ひよこロールケーキと言います。 普段詩とか創作しているので、noteにも共有しようかなと思い始めました。 普段どんな詩を書いているのかネガティブなものが多いです。ただ、思い付きで書いてる事が多いので特定のジャンルはありません。 あえて言うならば自由というジャンルですかね。 一応下に自分が書いた詩を乗せておきます。 最近ハマったアニメ先月ぼっち・ざ・ろっくというアニメを初めて見たんですが、自分が思っていた以上にハマってしまいまして、10年ぶりにアニメにハマる感覚