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人間は虫を食べる?

昨今昆虫食が何かと話題になっていますね。私はかなり肯定的な派閥です。食文化の多様化が進んでいて、人の食の探究心に感服しています。

私は昔から何となく考えている事があるんです。もし野生の人間がいたとしたら何を食べるのだろう?ということを。
ここで言う野生の人間というのは、野山で他の人と一切関わることなく、物心つく前から単独で生きる人間を指します。

人間というのは変温動物ですから、常に何かを摂取して消費をし続けるわけです。その際の食べ物の条件として重要なのは、安定して得られること・栄養があることだと思います。そうなった時に条件に当てはまる餌は植物の葉や果実、そして昆虫です。

昆虫って自然界においてかなりのバイオマス(生物量)を占めるのですよね。野生の人間が得られるタンパク質としては非常に有能且つ、自然界に多く存在している。栄養があって安定して得られるのです。

話は急に変わりますが、子供の頃は虫が平気だったけど、大人になったら苦手になっている人ってかなり多い気がするんです。何故子供の頃は平気だったんでしょう。私はこう考えます。本能的に虫は捕まえて食べるものだと認識しているから。小さい頃は妙な偏見などなく、純粋に食べ物として認識しているのでは無いだろうか。実際に、周りに蟻とか食べちゃう子いませんでしたか?虫を捕まえて幼稚園の先生とかに嫌がられたりしませんでしたか?

では、大人になって虫を拒否してしまう理由はなんでしょう?それは、虫が不潔で害を与えると過剰に評価しているからだと思います。そして、食べるものでは無いという認識が根付くからだと思います。この飽食の時代では、昆虫は食料として価値が低いのです。今のところは。
そして不潔さとか害のようなものを与える昆虫もいます。致命的な種もごく僅かにいます。それらの印象が昆虫全体の印象を悪くしている気がする。実際はそんな怖いものでもないのに。正当に評価をされていない気がします。

我々は社会的な生活をしているため、狩猟をする必要がありません。農耕生活が一般的な我々はいつからか本能的に虫を捕まえて食べるという行為が排他されているのではないでしょうか。倫理的に終わってる実験をしていいのなら、野生の人間を観察したい。私が勝手に思ってるだけだが、実際に虫を食べたら凄くないですか?ほら!人間虫食うじゃん!ってなると思うんです。

子供の頃から思っていました。人間は虫を食べると。昨今昆虫食が話題ですね。野生の人間でなくとも、社会的な人間も昆虫食べるんですね。人間虫食うじゃん!それみろ!

私もコオロギ食べてみました。乾燥したやつ。美味しくは無かったですけど、不味くもなかったです。食べる意味はまだ無いかも。味はこれからの調理技術に期待します!美味しい虫を食べたいな!

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