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118.仕事ができる人とは?

早いもので今年も年の瀬が近づいてきました。

今年は会社としても個人としても苦しいことが多かった1年になりましたが、来年から飛躍するための様々な準備が整った1年にもなりました。

新商品の案が5つ以上出ており、それぞれの試作を作り始めたことや、それらのうちの1つは事業にしようという構想もあり、実現の為に着々と進めています。

高くジャンプするために1度低くしゃがんだ、と私は捉えて来年も走っていきます。

仕事ができるタイプ人との初めての出会い

ところでタイトルにある、”仕事ができる人”とはどんな人を差すのでしょうか。

私の周りや過去に世話になった人の中にはたくさんの”仕事ができる”タイプの人がおられました。

私が一番最初に影響を受けた人は、何と言っても前職での私の教育担当の方でしょう。

年次としては私より3年上の先輩でしたが、私は大学院まで進学していたのでほぼ同い年の方でした。

そのこともあり、ほぼ変わらない年齢なのに仕事のレベルに大きな差があることをネガティブに感じ、一時期うつのようになってしまったこともありました。

今思えば3年も仕事をやっていれば、全くやっていない人と大きな差が開いて当然なのですが、当時の私は受け入れられなかったのでしょう。

未だに私の仕事のスタイルの一部はその人の影響を色濃く受けている部分があり、今でも感謝している方です。

仕事ができる人の定義とは

話を戻します。

その方は3年長くやっているからと言うだけではなく、今考えても”仕事のできる”タイプの人でした。

他にも、今の私の会社内、今関わりのある他社・他団体の方で”仕事ができる”と感じる人はたくさんおられますが、最近それらの人にはある2つの共通点があるという風に感じています。

それは、”やるべきことをちゃんとやっているかどうか””できない理由を言わないかどうか”の2つです。

以前は、仕事ができる人というのは、”発想力が高くイノベーションを起こせる人””ビジネスを成功させている人””すごいスピードでタスクをこなしていける人””言われる前に仕事が終わっている人”などと思っていました。

しかし、よくよく見ていたら”発想力は高く色んなことは言えるけれど、ではその人が仕事ができるか?と言われたらそうでもない人”、や”儲かっているみたいだが何かを一緒にやってみると別にそうも感じない”などという人にもよく出会っていました。

色んな方と仕事をさせていただく中で、発想力や突拍子もない能力を持ち合わせているよりは、やるべきことをきちんとやっているかどうか、これが仕事をする上で無意識にその人を判断してしまう指標になっていると気づきました。

そう思うと、仕事がいまいちな人はやるべきことをやっていないなと逆に感じています。

何か能力があったり、本人が努力できるから仕事上カバーできている部分はあっても、本質的にはやるべきことをやっていないことが目に付く人は、「この人仕事ができるな!」という評価にはなりにくいと思います。

ちなみに”できない理由を言わない人”を入れたのは逆説的な理由なのですが、何かあったとき、できなかったときに、出来なかった言い訳をする人で仕事ができるタイプの人と出会ったことがないという経験則から書きました。

改めてわが身を振り返る

こんなことを書きましたが、これはまさに自分にも突きつけられている話だと感じています。

私もどちらかというと持っている能力にあぐらをかき、やるべきことを失念してしまうこともあります。

以前は、「持っている一部の能力があるから、これらはやらなくてもいいだろう」などと思っていた時期もあったなと振り返ると、その時の周りからの評価もそうだったのだろうと背筋が凍る思いです。

もちろんイノベーションを起こす発想力はあるに越したことがないし、仕事が早い方が仕事ができる人に近いと思います。

しかし、そのようなプラスアルファのことより、しっかり着実にやるべきことをこなしていく人は必ず実績もついてきますので、結果的に”仕事ができる人”という評価をされるのだと思います。

もっと言えば、自分でやるべきことを作り出す能力があり、かつそれを着実に実践しクリアしていく人、これは最強だと今は感じています。

改めて自分の仕事を見直し、細かいところも踏まえた”やるべきこと”を粛々と行っていける仕事人になり、最終的には最強になるため走っていきます。

今日の話も何かのお役に立てば幸いです。

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