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66.社内課題抽出のしくみ

今日は私が社内の課題を収集するために始めた、「課題カード」の話をします。運用し始めてからまだ3ヶ月ですが、非常にいい形で運用できています。

実はこれ、「感謝カード・課題カード」となっており、両面印刷されています。社員さんには月に1回、誰かに対する感謝か会社内の課題を書いて回収箱に入れてもらうようお願いしています。ちなみに当月分の感謝カードは掲示板に張り出し、課題カードは経営陣で確認したのち、各個解決していくという手法を取っています。

元々私が入社してから社内の課題を気づく度にたくさん書き留めていったのですが、入社間もない人間の判断が正しいとは限らないこと(実際によくありました)、自分の視野からの情報しか反映できないことから、仕組みとして社内の課題を収集する方法を模索していました。例えば投書箱を設置したり、Googleのスプレッドシートを運用したり等の案がありましたが、誰もそこに意見を入れる未来が見えませんでした。また、普通に月に1回課題を書いて出してもらう案もありましたが、人によっては出てきませんし、その人に強制するのもこちらの気が引けます。そして何より、ネガティブなことを月に1回するというのは避けたいという想いもありました。

そんな中で、社長の「感謝を伝える場を作りたい」という一言から現在の形になりました。課題がある人は課題を書けばいいし、誰かに感謝したい人はそちらを書いてもらう。逆も然りで社内の課題を書くのが難しい方には、日頃共に仕事をしている誰かへの感謝を書いてもらう。どう転んでも会社にとってメリットしかないと考え現在進めています。ちなみに初月の課題:感謝は6:4、次の月は6.5:3.5でした。ゆくゆくは課題がどんどんなくなり、誰かへの感謝が社内にあふれるような状況をつくりたいと考えています。

今日の話も何かのお役に立てば幸いです。

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