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唯一のあだ名

noteを始めるにあたって、
アカウント名をどうしようか?と、少し悩みました。

こういったプラットフォームを活用するのは初めてだったこともあり、
自分が綴ったものがどのような波紋を起こし流れてゆくのか、
興味もありました。

ここで綴ることは、
以前の「わたしなりの反応」の投稿に書いたように、
「手繰り寄せやすくする」ための
ただただ、自分自身の理解を深めたい!というきっかけからでした。

ただひとつ。
「ふせん」を付けてみたいなと、このアカウント名に決めました。

今日はこの「HIYOKO」という、
わたしの子どもの頃のあだ名について綴ります。

幼稚園の頃から、
近所の幼なじみMちゃんと言う女の子と
毎日のように遊んでいました。

小学校低学年くらいだったかに、
その子がわたしにあだ名をつけてくれました。

「ひよこ」

(笑)

ただ、どうしてこの名になったか分からず聞いてみると、

「名前と同じ3文字で「ひ」からはじまって、
ひよこみたいに小さいから!」

と説明してくれました。

あだ名と言っても、Mちゃんだけが呼んでくれるもので、
大好きなMちゃんにつけてもらったあだ名を、
とても嬉しく、誇らしくも思っていました。

その後、小学校では同じクラスになる事も少なく、
高学年になる頃には、
遊ぶことも少なくなっていました。

そして、
中学生になるタイミングで、わたしは引越しをすることになりました。

「引越しをすること」。

これが、どうしても大切な友達であるMちゃんに
伝えられなかったのです…

言えずにそのまま引っ越してしまったけれど、
ちゃんと自分の口から伝えたかったな、と今も思ったりします。

「Mちゃん、わたし引っ越すことになったの、
でも、またお手紙書くね。
お返事もらえるとうれしいな。」

そう言いたかったです。

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