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メンタルを守れ!私編①

私、ずっと自分のことをメンタル最強!と思ってたんです。落ち込んだりしないわけじゃないけど、すぐ立ち直るし、基本メンタルは安定してて。でもそんなことなかったと痛感した息子のコロナ後遺症でした。

だめだとわかっていても息子の状態に引きずられて一喜一憂して、すごく気持ちの振り幅が大きくなってしまって。一日の中でも安定しなくて。もう気持ちのメトロノーム全振り状態。逃げたしたいと思ったことも何度もあった。息子の体調の変動が大きかった頃は、仕事から帰って家のドアを開けるのがすごく怖かった。車の中とか玄関前で気持ちを作って、えいやっとドアを開ける日々。

運転中や職場で一人になった時、よく泣いてました。突然ツーっと涙が溢れてきて止まらなくなって。なんで泣いてるのかもよくわからない感じ。

あぁ、私いよいよまずいかもしれないって思っていた頃、義母に「こんなに長く治らないなんておかしいと思うのよね。あなたちゃんとしてくれてるの?」と言われたのにトドメを刺されました。

その少し前からカウンセリングについて調べてたんです。自分で、私このままだと危ういな、その前に手を打たないといけないと思ってた。誰かに話をしたら楽になれるかもしれない、でも夫に話せない、実家の親には心配かけたくない、誰か第三者に冷静に聞いてもらいたいと考えていて。

近所の心療内科だと行きづらいし、遠くまで行く時間的余裕がないし、だいたい心療内科に行くほどではないような気がするし…(そんなメンタルだけど食べてたし寝てたから。そこはあくまでも強い。)と思っていた時に、近所の大学でカウンセリングをやっているのを見つけて。料金も高くなく、行くならここだなと思っていました。

トドメを刺された後から月1のカウンセリング通いが始まり、まだ続いています。本当に行って良かったし、たくさん助けられました。カウンセラーさんと話すことはもちろん、何かあった時に「このことをどう話そうか」と考えることで気持ちを整理できた。息子への声のかけ方、接し方、学校とのやり取りとかもアドバイスしてもらいました。なかなかそういう考え方はできないんですよー、とかいつも私をあげて↑くれたし。後遺症のニュースも気にしてくれてたり、5類移行の時も私や息子の気持ちを慮ってくれたのはカウンセラーさんだけでした。

息子の回復と共に私のメンタルも安定したので、次回は間隔を空けてみることになり、終わっていくことになりそうです。カウンセラーさんがすごく良い方で会えなくなるのはちょっと寂しいけれど、どこかで区切りをつけなければね。

つづく


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