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メンタルを守れ!息子編②

息子はもっとメンタルが弱いと思っていたんです。でもものすごく強かった。

学校が大好きで、学校へ行きたい気持ちはずっと変わらず。久々に登校する時もいつも堂々としていたし、全然登校してないくせにクラスの集合写真はいつもど真ん中。卒業アルバムの部活の集合写真なんて、みんなはユニフォームなのに一人制服でど真ん中。(ちょっとは遠慮しなさいよと言ったら、みんなに真ん中に行けと言われたんだよ~とヘラヘラしてました。自ら行った疑惑は払拭できない…怪しい。)

修学旅行で一人だけ別行動が多かったけど意に介さず。先生と自分だけの食事の機会があってすごく豪華だったとか、先生がアイス買ってくれたとか一緒に野球中継見たとか、一味違う修学旅行をエンジョイ。なんなら友達に自慢さえしてそう。

勉強が遅れていることも仕方ないと割り切っていて、担任の連絡ミスで急遽受ける羽目になったテストがほぼ白紙で、それを回収時に見た同級生のびっくりした顔が面白過ぎたと爆笑。通信制への進学も全然気にしてなくて、聞かれたら堂々と答えていた様です。

後遺症の事は自ら言いはしないけど、聞かれたら答えるスタンスでやってきて、最終的には卒業文集で学年全体にカミングアウトしてました。

本人曰く、堂々としていることがポイントで、そうすれば誰もなにも言ってこないと。確かにそうだよなぁと思いつつ、普通なかなかできないよなと思ったり。そんな息子を自然と受け入れてくれた学校の皆にも心から感謝しています。

息子だって私に見せないように悩んだり泣いたりしたことが絶対あったと思うけど、すごくすごく気をつけて見てきたつもりなんですけど、一度もわかりませんでした。
真っ向勝負で聞いてみたこともあって、息子の思っていたこと、考えていたことを話してくれもしたのですが、それを私がここに書くのも違うと思うので私の胸にしまっておきます。私が生み育てた子とは思えない、人生何回目なんですか?と聞きたくなるようなことを言っていました。

だから、結局は私の頑張りなんかじゃなくて、息子本人の生まれ持った性質が一番で、助けられていたのは私だったなと今、改めて思います。

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