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コロナ後遺症2年で鎮まる説

「コロナ後遺症はおおむね2年で鎮まる」という論文のニュース、6割っておおむねなのか?おおむねって8割くらいのイメージだけど…と思ったのは置いておいて、2年って私が感じた息子の回復具合と一致するのは確か。

コロナ感染からずっと、毎日息子の様子を一行日記で記録していました。倦怠感がひどい、頭痛で頭を抱えてのたうち回っていた、とか深刻な日もあれば、シャワーを浴びた、〇〇を食べた、〇〇へ行ったとか良かったことを書いている日も。その記録をしなくなったのが2年を過ぎた頃。体調が安定して、特段記録することもなくなって、なんとなく止めちゃった。寝込むことがなくなり、予定していたことを予定通りこなせるようになり、それまではやっと3歩進んだと思ったら2歩、下手したら一気に5歩くらい下がっていたものが、3歩進むペースは変わらないけど下がることがなくなった感じ。
 
それが2023年9月。それからは2024年4月の高校入学に焦点を当てて、残り半年はとにかく無理せず、体調を整えることに注力。そして、コロナ罹患から2年9ヶ月経った2024年5月現在、入学後から無遅刻無欠席で登校できています。
 
数値では計れないコロナ後遺症。どの状態を治った、完解とするかは人それぞれでしょう。コロナ罹患前の自分に完全に戻ることを重要視している人からしたら、息子はまだまだ。無遅刻無欠席とはいえ通信制高校なので、現在履修している授業は週3日×午前中3時間、残り週2日は午前中の部活(軽音)だけ。運動もコロナ罹患前は運動部でバリバリやっていたけれど、今は楽しく身体を動かす程度。
 
でもね、寝込まなくなって、毎日楽しそうに学校へ行って(自転車+電車で1時間以上)、週2回は塾へも行って、家で勉強しちゃったりもして、お家バイトと称して家事もやってくれて、週末に友達と遊びに行く時もあって、連休には家族旅行へ行けて、私としてはもう十分。このままゆるゆるやっていけば、就職する頃(順調に行って7年後)には普通に働ける身体になっているでしょうと思っています(働き方改革も更に進んでいて欲しい)。
コロナはもちろん、何かで体調崩してそこから一気に落ちるかもっていう怖さはあるけれど、これから一生なんのウイルスにも感染せずに生きていくのは無理だし、できる対策はして、何か起きてしまったらもう仕方ない、その時の最善を尽くすのみ。
 
そして改めて思うのは、2年で6割、やっぱり時間が掛かる疾患なんだなと。2年も掛かるのか…と思う方には、もっと早く回復した方も沢山知っていますよとお伝えしたいし、もう2年超えちゃったよ…という方には回復に必要な時間は人それぞれだからきっと大丈夫とお伝えしたいです。2年がボリュームゾーンってことなんだと思います。
どうにか一日でも早くコロナ後遺症の機序が解明されて、治療薬・治療法ができて欲しいと心から願っています。その時がきたら、一生続くであろうと覚悟している私の息子への心配もなくなるかもしれないな。
 

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