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民衆の歌

大好きな民衆の歌が、こういった形で人々の想いを乗せて歌われている。



これを見て、あるゲームのワンシーンが思い出された。

PlayStationから出ている「デトロイトビカムヒューマン」というゲームである。

プレイヤーの選択によってストーリーが変わっていく、いわゆるマルチエンディングゲームだ。

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出典: PlayStation

近未来、いたるところでアンドロイドが人間の奴隷として働いている。

(※以下ネタバレ)

物語の終盤、心を持ったアンドロイドたちは、「私たちはただの機械ではないのだ」と、世界中の人類に向かって人権を訴えかけるという感動的なシーンがある。

彼らが人権を訴える方法はいくつかあるのだが、

その中の選択肢のひとつとして、

「歌をうたう」というのがある。

歌は、暴力に訴えかけるのではなく、人の心に訴えかけ、強く感情を揺さぶることができる。

今回のブロードウェイの民衆の歌とは少し状況が違うけれど

平和を願う気持ちは同じだ。

歌というのは、

心を持ちながらも、戦争をしてしまったり、自分たちとは違う者たちの自由を侵害してしまうような

高度な知能を有している私たち「人間」はたまた「アンドロイド」だからこそできる、意思表示の方法なのだと思う。

人間もアンドロイドも、ひとりひとりが、感情を持って生きている。

🇺🇦

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