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短文バトル5「遅刻」免れてロマンス?

下書きに残っていたので、こちらも公開します。大遅刻。

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高校は山の上にありました。
坂道登るのがほんとに苦行で、冬に雪が積もるとますます大変。
でも、ついギリギリのバスで、下界のバスターミナルから必死に登ってました。
校門までたどり着いても、1年生の玄関はもうひとつ急な坂の上。
ある日、滑って登りきれなかった時、同級生の男の子が「ほらっ」と手を引っ張ってくれて、2人で滑り込みセーフ。

その日から彼のことが気になって気になって……



とは、そうそうならないもんですよ。現実なんてね。いい遊び友達でしたけどね。

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