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情報リテラシー論❹

ソーシャルメディアの台頭


○様々なソーシャルメディア

*ソーシャルメディアとは*
 マスメディアとは違い、情報の発信者と受信者が繋がっているメディア
よく耳にするSNSはソーシャルメディアに包括されている。

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↑現在国内で利用されている主なソーシャルメディア一覧
昨年度の資料に記載されていたサービスの数は73。
1年の間に7つのサービスが増加したのではなく、終了したサービスも多くある。


○ソーシャルメディアの登場とブログ
 

ブログ(blog)は、World Wide Web上のウェブページのURLとともに覚え書きや論評などを加えログ(記録)しているウェブサイトの一種で。「WebをLogする」という意味でWeblog(ウェブログ)と名付けられ、略してBlog(ブログ)となった。2003年に無料ブログサービスが開始して以来ユーザー数は年々増加し、2006年(平成18年)には全世界のブログ投稿の約37%日本語によるものが占め、英語や中国語を上回る第1位となった。しかしソーシャルメディアの登場によってその数は横ばい、減少する結果となった。

*ブログサービスアクセス数の推移*
()内の数値は 2016年⇨2017年⇨2020年
1位 アメーバブログ(213.90M ⇒ 238.55M ⇒ 253.13M)
2位 FC2ブログ(222.70 ⇒ 267.10M ⇒ 168.97M)
3位 はてなブログ(74.10M⇒ 90.18M ⇒ 62.44M)
4位 gooブログ( 44.90M ⇒ 49.4M ⇒ 56.14M)
5位 ライブドアブログ(10.40M ⇒ 19.98M ⇒ 39.65M)
6位 エキサイトブログ(32.90M ⇒ 33.69M ⇒ 28.38M)
7位 楽天ブログ(17.70M ⇒ 18.28M ⇒ 16.43M)
8位 ココログ(22.60M ⇒ 21.59M ⇒ 15.73M)
9位 Jugemブログ(20.40M ⇒ 20.62M ⇒ 12.87M)
10位 LINEブログ(27.90M ⇒ 21.06M ⇒ 11.81M)
11位 Yahooブログ (38.10M ⇒ 40.25M ⇒ 1.46M)※ サービス終了
12位 croozブログ(16.00M ⇒ 5.71M ⇒ 1.36M)
13位 忍者ブログ(1.80M ⇒ 1.29M ⇒ 531.67K)
14位 seesaaブログ(1.70M ⇒ 1.61M ⇒ 482.23K)
15位 so-netブログ(30.40M ⇒ 22.2M ⇒ 372.69K)
16位 ヤプログ(6.50M ⇒ 5.9M ⇒ 162K)
17位 ウェブリブログ(229.30K ⇒ 149.29K ⇒ 98.21K)
 参照: https://blog.kaerucloud.com/entry/blogservice-ranking/


○ソーシャルメディアと政治

2009年米国のオバマ元大統領がTwitterを使用し選挙に当選、2010年鳩山由紀夫元首相がTwitterアカウントを開設しTwitterの認知度が上がる、などソーシャルメディアは政治とも深く関わっている。
2011年エジプト独裁政権を崩壊させた『アラブの春』でも様々なソーシャルメディアが使用された。(https://yokotashurin.com/sns/nhk-arab.html

*政治関係者のTwitterアカウントとフォロワー(2020)*
 首相官邸        138.5万人
 安倍晋三 元首相    230.9万人
 小池百合子 都知事    87.9万人
 橋下徹 議員       262.4万人
 菅義偉 首相        35万人

ちなみに、、首相初のメールマガジンを発行した小泉元首相の購読者数は225万人以上!(2001年当時)メルマガ購読数としては世界一とも言われ、ギネス申請とも騒がれた。


○ SNSと人間関係

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ソーシャルメディア(SNS)には、大別される二つの違いがある。
それが「オープン型とクローズ型」投稿内容がどの範囲のユーザー数に公開されるかによって分けられる。
オープン型に代表されるのはTwitterやInstagramなど、
クローズ型LINEが代表例。
Facebookはちょうど中間に位置する。
上図にあるように様々な人間関係に応じたsnsが存在しそれぞれコミュニケションの方法も異なっている。
https://keywordmap.jp/academy/types-of-sns/#SNS


○SNS依存

2019年のランカスター大学の研究によると、SNSでストレスを感じるとSNS依存やSNS中毒に陥りやすいという結果が報告されている。
 ❶SNSでストレスを感じる
 ❷注意力が散漫になる
 ❸SNS滞在時間が増加
 ❹SNS依存・中毒
といった順序でSNSの依存に陥ってしまう。

SNSは情報の発信や受信が誰でも気軽にできて大変便利なものであるが、その反面自分にとって不快感や恐怖心を感じるようなニュース・コメントなどがそこら中にゴロゴロしているので注意が必要となる。

*SNSとの上手な付き合い方*
1、他者の反応を気にしすぎない
2、自分にプラスになる情報だけを選ぶ
3、SNSから離れる時間をつくってみる
4、弱音や愚痴はノートに書き出してみる

対策としてこのようなSNSとの付き合い方があるということを一例として挙げる。(あくまで一例)


ソーシャルメディアを使いこなして今の時代を強く生きていこう。。。