メンタル疾患と向き合う9年間。
4月5日は、カートコバーンの命日だそうです。
あまり詳しくないけど、久しぶりにNirvana聴こうかなって思いつつ、自分の持病のメンタル疾患について、少し書いてみようと思う。
わたしには、双極性感情障害という病名の付いたメンタル疾患があります。
双極性障害とは…
双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。激しい躁状態とうつ状態のある双極I型と、軽い躁的な状態（軽躁状態）とうつ状態のある双極Ⅱ型があります。
躁状態では、気分が高ぶって誰かれかまわず話しかけたり、まったく眠らずに動き回ったりと、活動的になります。ギャンブルに全財産をつぎ込んだり、高額のローンを組んで買い物をしたり、上司と大ゲンカして辞表を叩きつけたりするような社会的信用や財産、職を失ったりする激しい状態になることもあります。一方、いつもよりも妙に活動的で周りの人から「何だかあの人らしくない」「元気すぎる」と思われるような軽い状態は、軽躁状態と呼ばれます。
一方、うつ状態では、一日中ゆううつな気分で、眠れなくなったり、または逆に眠りすぎたりします。大好きだった趣味やテレビ番組にも関心がなくなったり、食欲が低下し、おっくうで身体を動かすことができないといった症状もみられます。
実は働いてるサロンの同じビルにあるクリニックに通っています。
今日は久しぶりに診察を受けて（いつも仕事の合間にお薬の処方箋だけ出してもらっていますが、今日は診察を受けて欲しいと言われました…）先生と雑談しました。
特に今は気分の波は無く安定していることとか、今の仕事が5年目で、はやいものですね〜という他愛もない話で終わりました。
そんな感じで、とくに先生に話したいこともないので、診察要らないよって思っているのですが、まぁ仕方ないですね。。
発症した経緯
発症したのが、2013年なのでもう9年目です。
当時は躁状態がひどくて、上記引用の躁状態の症状が3ヶ月くらい続きました。
自分は昔から性格が暗くて、大人しくて、一人でいつも遊んでる子供だったので、大人になってもずっとそんな感じだと思い込んでいましたが、時々、急にお喋りになったり明るくなる片鱗はあったかもしれません。
2013年に、病名が付けられて納得しました。
でも、その時は気分が高揚してハイテンションだったので、病気の自覚が無く、処方されたお薬も飲んでいませんでした。
やらかしてしまった大失態
その結果、お金を使い込みすぎて請求書が山になりました。すでに鬱に転じてしまっていて、請求書の山を見て呆然としてしまいました。
死ぬ？
いや、こんな100万ちょっとの借金で死ぬわけにはいかないし、自己破産するのもねぇ…ということで自力で返済することにしました。親にはなぜか言えませんでした。あと、希死念慮はわたしには無かったみたいです^^;
鬱なのでまともに働けないので、当時流行っていたチャットレディのアルバイトで返済することにしました。
今思えば30代半ばでチャットでよく稼げたなぁと思いますが、自分の病気をネタにお客様を捕まえて一日4万円くらいは稼いでいたと思います。
毎晩ログインして、ポイントたくさん使ってくれるお客様に「死ぬなよ！」と励まされたりしました。
でも、1ヶ月毎晩来てくれたお客様はいつしかパッタリ来なくなってしまいました。今度はお客様がお金使い込んで破産しちゃったのかなぁ…?
そのおかけで、借金は全部返済できました。
その後は派遣社員としてコールセンターで働く日々を過ごし、4年半前に今のサロンで揉みほぐしのセラピストを始めました。
二度目の大きな躁状態
その1年後の2018年、二度目の大きな躁状態の波がやってきました。
そして、またお金を使い込んでしまいました。
懲りないやつです^^;
某消費者金融のローンとクレジットカード2社で総額120万円超…前回より増えてる(^^;;
この時はチャットなどの無謀なことはせず、某弁護士事務所に任意整理の相談をしました。そして、3年をかけて月々4万円返済することにしました。
それが、先月やっと完済できました！
もうクレジットカードは使えませんので、次に躁状態の波がやってきても、怖くありません。
まとめ
というわけで、そんな恐ろしいメンタル疾患の話をしました。
気が大きくなってお金を使い込んだりなどしなければ、気持ち的には多幸感でいっぱいで楽しい日々が送れるので、鬱の時よりは躁の時の方がいいかもと、つい思ってしまいます…
冒頭に書いたカートコバーンは、双極性障害だったと言われてるそうです。
lithiumという曲が双極性障害で処方される炭酸リチウム（リーマス）にあたるとされているみたいです。
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