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NFTと法規制

おはようございます。🐤

今日は、NFTと法規制という記事を読みましたので、その感想をnoteにしていきます。ちょっと心も体も疲れたので一休みです。

第1回 NFTとは? 法規制と実務上の留意点

NFTは「所有権」が明らかになるものだとよく言われますが、それはほんとうに正しいのでしょうか。

NFTはウォレットの中にあるんだから、正しいような気がします。しかし、日本の法律ではデジタルデータには所有権というのは認められていないのだそうです。衝撃の事実!

そして、NFTが暗号資産に該当するかどうかは、個別具体的に判断する必要があるそうです。あいまい~。

どういうことかすごくざっくり言うと、流動性があってすぐに買い手がつきそうなものは暗号資産と分類されたり、そうでもないものは暗号資産とはみなされなかったりだそうです。

また、トレーディングカードなどは基本的には全て暗号資産には該当しないそうな。AXIEなどはいくら高価で流動性があっても該当しない可能性がありますね。

第2回 【弁護士が解説】 NFTは金融規制上どのような法的位置付けになる?

NFTの法的な分類。下記のどれかにあたるということだそうですね。

・暗号資産(ビットコイン等)
・前払い式支払い手段(SuicaやEdy等の電子マネー)
・為替取引(JPYCやUSDCなど? この分類イミフ)
・ポイント(商店街のポイントなど)
・有価証券(株券など)

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NFTっていっても一口にはいえないということですね。

第3回 NFTアートと著作権の関係

第1回のところで書いていましたが、NFTのようなデジタルデータには「所有権」は存在しないのだそうです。モノじゃない、ということですね、わからないでもないです。

NFTアートには「所有権」はないけど、「著作権」はある、というようなことがこの回では書かれています。

あと、日本ではまだ認められていない「追求権」というのがあるのだそうです。

それは何かというと、例えば売れない画家が売れない頃に書いた一枚の安い絵が、急に大物に認められてすごく高い価値がついて取引されるようになった場合、その利益の一部を著作権者が請求できるというものです。

これはまさにNFTが得意としている分野ですね。

第4回 事例でわかる「リアルアート」と「NFTアート」の法律関係の比較

さっきおざなりにした、「所有権」と「著作権」ですが、リアルアートの場合はモノがあるので、「所有権」というものがあるということでした。

例えば、Aさんが自分の画材で自分が用意したキャンバスに絵を描いた場合、その絵ができた時の所有権も著作権もAさんのものですよね。

しかし、例えばある大富豪の家の壁に絵を描いた場合、その壁と絵の所有権は大富豪にあるわけで、著作権だけがAさんのものとなります。所有権と著作権がそれぞれ独立しています。

一方、NFTは所有権がないということですから、AさんがNFTを作ったらその著作権だけがAさんにはあります。

次に、それらの絵を売った場合です。

キャンバスの絵をAさんがBさんに売りました。所有権はBさんに移転し、著作権はAさんにあります。

大富豪が壁の絵ごと家をBさんに売ったとします。所有権はBさんに移転し、著作権はAさんにあります。さっきと同じですね。

では、AさんがNFTをBさんに売った場合、Bさんは何を買ったのでしょうか。NFTには所有権がありません。

第5回 NFTプラットフォームのあるべきルール(利⽤規約)の方向性

何を買ったのかわからない、というのが答えだそうです。少なくとも現行法律上ではそうらしいです。

ただ、感覚的には「自分のものとして展示できる権利」っていうのがあたりそうですよね。Twitterのアイコンのように、公に人目につくところに展示して見せびらかすことです。

だから、現実的にはOpenSeaなどのプラットフォームでルールを決めます。例えばBさんがNFTを使用できる範囲を決めるとか、二次流通の手数料を決めておくのです。

Terms of Service(OpenSea利用規約)

第6回 【弁護士が解説】 NFTを活用したブロックチェーンゲームと法規制

NFTを使ったブロックチェーンゲームも、さきほどの例と同じです。デジタルデータには所有権がないので、そのゲームや外部でNFTを利用する基準を細かく決めておくのです。

ガチャで得るNFTは景品法にあたるかも重要です。取引額の20倍以上にあたる利益がユーザーにある場合は、方に抵触するおそれがあります。

まとめ

というわけで、なんら具体性のない記事でしたが、要するに日本では法律が未整備だし、グローバルなので各国の事情も考えないといけないということで、たいへんだな〜と他人事のように思いました。

感覚的にはリアルアートを所有した時に得られる権利と同じように扱うのがわかりやすそうです。そしてそれはそれぞれのプラットフォームごとの利用規約などで決めることが必要になるというわけですね。

OpenSeaの利用規約を読み込むのはまた気が向けば。

というわけで今日のnoteは以上です、法文など細かいところには全く触れていませんので、そのへんを知りたい人は原文を参照してください。この記事が何かのお役にたてるとうれしいです。

それではまた、DeFi〜(@^^)/~~~



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