暗号資産という怪しい響き
おはようございます。🐤
今日は待ちに待った「謎の天才、サトシ・ナカモト - 市民X」の放送日です、ドンドン、パフパフ、キャーキャー。NHKで22:00から、みんな家族全員で揃って見ましょうね。
家族が興味なかったら、ピザでもとってテレビの前で食べましょう。きっとピザ食べたさにテレビに寄ってきてくれます。
美意識の高い人や健康意識の高い人は21時過ぎたピザは嫌がりますから、そんな人には高級デザート、そうですね、シャインマスカットなんてどうでしょう。とにかくなりふり構わず誘いましょう。
そして必ずHDDに録画しておきましょう。何度も繰り返し見るのです。今週はそうですね、水、金、日にしましょうか。
暗号資産という怪しい響き
さて、私は半年以上もFP1級試験の問題解説の記事を書いてきたので、私のnoteの読者の中にはFPを目指す人や、FP試験の合格者もたくさんいらっしゃると思います。
しかし、元はバリバリのDeFiヤー、つまり暗号資産の世界の住人なのです。
半年くらい前に私は気づいたのです。
「暗号資産界隈、怪しい人しかいない」
「暗号資産という言葉の響きがまず怪しい」
暗号資産の買い煽り
バブルの時に暗号資産界隈の人が買い煽りをするのは、お祭り気分だからです。嘘にしか聞こえないと思いますが、なんというか彼ら(私含む)に悪気はありません。「俺は暗号資産にこんなに早くから目をつけていたんだよね~」とドヤりたいだけなのです。
セミと同じで、だいたい3年半の間、先の見えない暗く冷たい土の中で黙ってじっとうつむいていて、たったの半年かそこらだけわちゃわちゃするのですから、それは許してあげてほしいのです。
しかしもちろん、買い煽りには乗ってはいけません。彼らの熱いトークや、爆益実績自慢は確かに本心で、嘘ではないのかもしれませんが、暗号資産の上げ下げなんて本当に再現性はありません。
S2Fなんてほんとに冷静になってよく見たら、ぜんぜんレンジに乗ってないですからね。半減期もぜんぜんあてにならないから。マジで!
ちなみに、「○○コインでFIREめざせ!」とか、「仮想通貨で億る方法教えます!」とか、LINE登録とかは絶対に無視ですよ、マジで。そんな人たちは界隈の仲間と私は認めてません。
では、私はなぜビットコインを買うのか
さて、私は自分のことをバリバリのDeFiヤーと称しました。自分のもってる資産額の割にはビットコインをたくさん保有しています。
なぜだと思いますか?(ウザっ!)
それは、好きだからです。いろいろもっともらしい理由もあるにはあります。
10年後は1 BTC=1億円だから
世界最古の暗号資産だから
サトシ・ナカモトを神と崇めているから
ビットコインのストーリーが面白いから
しかし、突き詰めるとどれも根拠は雲をつかむように不確かであり、私の主観的な好みでしかありません。
その根拠の手がかりでもいいからつかみたい、だから私は、ビットコインの歴史を調べました。
そして、ビットコインの沼に落ちた人たちがみなそうするように、法定通貨のことや現代経済のこともたくさん調べました。
さらに、人生のお金(=ファイナンシャルプランナー)の勉強にも取り憑かれました。
これだけの時間をかけてわかったことがあるので、次の章の私の話を聞けください! 1年分の私の学習の全てを3行で語ってやんよ。
ビットコインとは何なのか?
ビットコインは、ただの数字だ!
だけど、世界で初めてデータに希少価値をもたせた
これはもう神話だ
これに価値を感じるかどうか。ビットコインは2009年の誕生から15年近く、ずっと「価値があるのかい? ないのかい? どっちなんだい!?」という問いかけをされてきました。
何度も何度も踏みつけられ、冷や水を浴びせられ、それにも関わらずその度に立ち上がり、成長を続けてきたのです。
さて、改めて説明すると、ビットコインはただの数字です。ビットコイン・システムに協力すると数字がもらえます。それがビットコインです。
なぜ、ただの数字がそんなに欲しいのか?
理由はありません。あるとするなら、パンク(=反体制)の歴史です。
パンクとは、「役立たず、ならず者」の意味もあります。ビットコインはただの数字だから何の役にもたちません、その意味でもパンクです。
ただ、その数字は岩に刻んだ文字よりも、預金通帳の文字よりも、ずっと正確に公にあなたの数字を記録し続け、どんなズルをしようとも誰にも変えることができません。
パンクが作り出したただの数字だけど、王様にも、大統領にも、どんな権力を使ってもこの数字を変えることはできないのです。
ビットコインの価値の本質は、受け継がれる人の思い
サトシ・ナカモトは政府と既存金融による支配から自由になるため、ビットコイン白書を書きました。
この論文を現実のプログラムにしたのが2009年1月、そこからビットコインはずっと止まることなく動き続けています。
ビットコインはただの数字ですが、法定通貨も全銀ネットもSWIFTもただの数字です。つまり、ビットコインが価値をもってもおかしくはないということです。
国や一握りの資産家、既得権益の持ち主などが幅を利かせる既存金融から自由になり、世界中の誰もが平等に価値の交換をできる原始的な世界を作ろうとした、サトシ・ナカモトの作品がビットコインです。
そして、ビットコインは、本当に多くの人が関わり、多くの人の手で育てられました。ビットコインに意思があるかのようにこれまで進んできましたが、そんなはずはありません。ビットコインを扱う人たちの意思が、ビットコインをここまで運んできたのだと言えます。
この先、私たちはビットコインをどこに運んでいくのか。そのゴールがどこであれ、私たち人類の総意に違いありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?