FP1級への道🔥🔥🔥

おはようございます。🐤

本日FP1級試験を受けてきました。自己採点の結果不合格でした。ギリギリとかではなくて200点満点中の120点合格のところ、85点くらいでした。ごめんなさい、もしかしたら合格するかもとか思っちゃってごめんなさい。

FP1級をめざした理由

株をはじめ投資全般がもともと好きで、仕事は不動産と少し関わり、生命保険も考えて入ってるし、確定申告も相続も経験した。そしてお金のしくみが大好き。興味を持ってFP3級をとりました。

FPは趣味だったので、2級、1級と進むつもりはありませんでした。仕事に役立てられるわけでもなく、私にとってそんなに利益はないなと思ったからです。

それから時は流れ、暗号資産を知り、銀行のしくみを知り、大河内先生のマネリテDAOを知り、コミュニティに入会し、「お金の教育を義務教育に」というコンセプトに強く心を打たれました。なんと大河内先生は全国の小学校や中学校にお金の授業をやってらっしゃるというのです。

「私もやりたい！」

子どもに、そして大人に、お金の知識を伝えたい。

もうそれしか考えられなくなりました。ある日、マネリテDAOで「お金の講師をやりませんか？」というお知らせがありました。

「やりたい！」

私はすぐに飛びつきます、しかしそこには「講師の必要条件」として「最低限FP2級／だけどFP2級は信用を得るには心許なくて…FP1級とCFPは文句なし」という大きな壁が現れました。

一瞬で決断しました。FP1級をとる！

これが私がFP1級を受験しようと思ったきっかけです。

FP1級の壁は高い

そしてすぐにFP2級の勉強を始め、2023年1月の試験に合格します。そして、すぐさまFP1級の申し込みをして勉強を始めました。

始めてみてわかりましたが、FP1級のレベルは国家資格並みでした。いや、そもそもFP1級は「ファイナンシャル・プランニング技能士」という国家資格です。

技能検定職種一覧表（131種類） | 厚生労働省

そしてその合格率は約10%、各回で6%～14%とばらつきはありますが、ここからまだ実技試験があり、全体ではおよそ8%という一ケタ台の合格率になります。

2023年1月試験結果 | きんざい

合格率だけとってみると宅地建物取引士や行政書士と同等であり、実際の難易度と必要勉強時間も肩を並べるくらいと言われています。必要な勉強時間はおよそ450～600時間というめやすがあります。

https://www.agaroot.jp/fp/column/level1-difficulty-pass-rate/

FP1級の難しさは2級とはわけが違うと、なんとなく聞いて知っていました。

FP1級試験のノウハウを発信されている数少ないYouTuberのほんださんの動画では、職場や家族とのつながり、趣味の時間などを半年なくす覚悟がないと受験してはいけない試験だと。なるほどと。

「でも私なら大丈夫、余裕もって2級合格できたし」

と、心のどこかで考えていました。しかし1級の10,000円の参考書を揃えて、勉強を始めてみて気づきます。「見たことない問題ばっかじゃん」「3級や2級とぜんぜん別の話になってるじゃん」

2か月たち、参考書と問題集をひととおりやってみて、試しに模擬試験をやってみると、その結果は約80点。合格に全然届きません。本腰を入れてさらに一か月勉強を進めて、ようやく合格点（120点）に近い点数をとれるようになった。そんな中、本日の本番試験に臨んだのですが、あえなく撃沈。Twitterによるとこれまでで間違いなく最難関の試験だったということでした。

犠牲にしたもの

DeFiにほぼ関わらなくなりました。1週間に1ツイがいいところ、そしてハマっていた楽しい経済の勉強もストップ、noteの更新もアルパカさんのお仕事もほぼストップしました。

仕事にも影響が出ます、基本定時に退社、試験3週間前からは毎週1日休んで勉強にあてました。仕事はすごくほったらかしです。

家族や友人との時間もなくなりました。土日はすべて勉強です。友人との飲み会もしていません。友人いるのかって？ やかましいわ！

これだけのことを止めて、すべてFP試験に突っ込んで、およそ300時間を捻出しましたが、撃沈。それも、先が見えない撃沈です。「この岩を切ってみよ」と言われた炭治郎さんの心境です。

別世界、とても切れる気がしません。私がもっているのは刀ですよ。岩を切る道具ではありません。岩を切るのはもっとなんかこう、ダイヤモンドカッターをつけた大きな電動カッターだとか、超高圧で水を噴射する機械だとか、そういうテクノロジー系なはずです。なのに私は刀で岩を切ろうとしている。文字通り「歯が立ちません」

これからのヒヨコロ

9月の再試験に向けて、今日から動き始めます。

「1級なんてとってどうなる？」
「2級で最低限だから必要ないじゃん？」

という心の声が聞こえないことはないのですが、あまり深く考えずとにかく1級取得します。そしてお金の講師になります。

ヒヨコロは実体もないのに？
そもそも実務経験がないのに？

という心の声が聞こえないでもないのですが、完全に目をつぶってとにかく1級取得します。そしてお金の講師になります。

どうやって？

私は人に語るのが好きです。だからこのnoteで、FPについて、そしてお金について発信をしていきます。9月10日の次の試験まであと15週間、週に20時間で300時間。これまでかけた300時間とあわせて約600時間。

平日は1日2時間で、土日にはかためて5時間×2というペースです。それで合格に届くはずです。

ブログ書いてる暇あったら勉強したら？

たぶんそれでは続きません。noteは私のモチベーションです。勉強している間にも、自分のためにあなたに向かって暑苦しくFPの面白さを伝えていきたい。

FP1級について

FP1級の世界に少し触れてみて、おぼろげながら見えたことがあります。

それは、重箱の隅をつつくためには圧倒的な基礎を固める必要があるということです。FP2級は基礎にはなりませんでした。たぶん、もっと根本的な、上っ面だけじゃない確かな学習が必要に思えます。

そして、FP試験の限界も見えました。

どこまでも「試験のための試験」であって、実戦的ではありません。FP1級に合格したからといってお金を守ることはできません。なぜなら現実の世界は机の勉強ではなくて力や感情でお金をもぎ取ろうとしてくる猛者がうようよしているからです。

だから、FPの6分野に加えて「お金のしくみ」「詐欺への対策」の2項目が必須だと感じます。

コンテンツはこれから考えます。まず自分が合格するまでは自分のことですが、余波で3級というかお金の授業初心者に向けて語ることになると思います。勉強している途中で気づいたのですが、FPの知識は保険屋さんや金融関係の仕事をしている人だけじゃなくて、土木・建築作業員の人、水商売の人、高校生大学生、そして生活保護の受給者や詐欺に騙されがちな人、会社員の人などが本来はほんとうに必要だと強く感じています。

小学生レベルの分数の計算からはじめて、私なりにわかりやすくお金のことを伝えたい。

興味があったら見てみてください。少し長い目で。

それではまた、FP～(@^^)/~~~