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Binance Account Bound (BAB) Tokenの買い方
おはようございます。🐤
Binanceでまた新しいサービスが始まりました。BABというアカウントに紐づいたトークンの発行です。このトークンをもっていたらいろいろ良いことがありそうだという雰囲気です。
ということでその入手方法を調べてみたので、みなさんにお話します。わからないことが結構あったので、僕のつまづきポイントが参考になるかと思います。
BABとは
まずBABとは、というところから始めていきましょう。
ヴィタリック氏が提案するSoulbound Token(SBT)のバイナンス版だとバイナンスさんは言っていますが、まだ本家のSBTが出ていないのにバイナンス版も何もあったものではありません。
とりあえずの特徴としては譲渡不可、1アカウントにつき1トークンのみ発行可能というところで、SBTと同じ方向を目指しているようです。
Soulboundはユーザーのアカウント証明のようなものをトークンで成立させてみる実験のようなもので、イーサリアムのような非中央集権のしくみでこそ大きな意味があることです。
バイナンスにはアカウントというしっかりした個人に紐づいた固有のものがあるので、それをウォレットに紐づけようというものです。中央集権だから簡単にできてしまいますね。
BABトークンを発行するとユーザーにとって次のようなメリットがあります。
ApeSwap、Apollox PearDAO、Project Galaxy、X World Games、Summoner's Arena、Ultiverse、Cyberconnect、 P12、Mathwallet、Liveart、OpenOcean、TinyWorld、およびThe Harvest という14のプロジェクトがBABトークンホルダーに何かしらの使い道を提供することを約束しています。⇒詳しくはこちらの「BAB Tokenholder Usecases」
使い道とは、エアドロップ、VIP特典、新しい機能へのアクセスなどが予定されています。
今後さらに多くのコラボレーション先が現れるとのことです。
BABトークンを得るために必要なのは次のとおりです。
KYC(本人確認)を完了していること
バイナンスアプリをインストール
手数料として1 BUSD(固定)がバイナンスのウォレットに必要
公式のガイドはこちら。
How to Mint BAB Tokens(BNBトークンの発行)
How to Complete KYC(本人確認)
How to Create a Wallet Address(ウォレットの作り方)
How to View and Revoke BAB Tokens(あなたのBABトークンの確認方法と破棄について)
というわけで、公式のガイドに従えば発行できます。
しかし…つまづき2か所
このとおりにやろうとして、途中につまづいたところがありました。
Moreが無い!
やり方の手順1で、バイナンスアプリをインストールして「More」をクリックしろということなのですが、それが見つからないです。
![](https://assets.st-note.com/img/1662885195760-l5DqhLlOsv.png?width=800)
これを出現させるためには、バイナンスアプリのホーム画面左上の人のアイコンをクリックし、次の画像の「Binance Lite」をオフにします。
![](https://assets.st-note.com/img/1662885394864-kvoHEAlonK.png?width=800)
するとアプリがバイナンスPROに切り替わり、上の画面のように「More」が出現します。
メタマスクとの接続ができない!
手順どおりに進めるとウォレットとの接続に進みます。僕の場合Androidでメタマスクをすでにインストールしているからなのか、TrustWalletの代わりにメタマスクの選択肢がありました。
そこで僕のメタマスクを接続し、承認を得ようとしますが、どうしても承認の画面に進みません。
情報によると5分放置すると承認画面がでたり、再インストールをするとうまくいったケースもあるようですが、おそらくいずれもiPhoneの例だと思います。僕は早々にあきらめてバイナンスのDeFiウォレットで接続するとあっさりBABトークンをもらうことができました。
※なお、バイナンスのDeFiウォレットのシードフレーズはたぶんバックアップが必要です。調べてバックアップを取っておくといいと思います。
補足~いつも使っているメタマスクのアドレスでBABを受け取りたい場合
どうしてもいつも使っているメタマスクでBABを受け取りたいということであれば、バイナンスのDeFiウォレットを「新規作成」ではなく、「インポート」で普段使いのメタマスクのシードフレーズをインポートして、それからそのアドレスにBABを発行するとOKだと思います。(試してないので自己責任でお願いします)
どちらにせよ、基本的には移転が不可能なので、受け取りアドレスの選択には少し慎重になるべきところです。しかし、移転は不可能ですが取り消しは可能で、さらに72時間後に再発行は可能なようです。(こちらも僕自身はやってないのでDYORでお願いします)
まとめ~BABの目的
というわけで今日のまとめです。
BABという「アカウントの印」のようなトークンが新たに発行されました。
現時点ですでに14の著名なプロジェクトがそのトークン保有者に対してなんらかの使い道を提供することを約束しています。
ということでBABを発行することは14の利益があって損失はゼロなので、誰もが発行すべきトークンです。そんなに時間もかからないし、そこまで難しくないので、やれる人はやっておいて損はないと思います。
考えてみると、イーサリアムのような非中央集権型のブロックチェーンとは違って、バイナンスのような中央集権型で個人情報をしっかり管理しているところが発行するトークンは確かに「アカウントバウンド」(アカウントに紐づけられている)と言えます。
バイナンスユーザーに特典を与えたい場合はアカウントに与えたらいいだけなので、BSCのアドレスに何か特典を与えたい場面が今後出てくる可能性があるかもしれません。
そして、バイナンス側の立場にたってみると、BABを導入してたくさんのメリットを与える理由として、僕が想像するには
バイナンスアプリをインストールさせたい
BSCのDeFiウォレットを作らせたい
本人確認を進めたい
BSCでSoulboundの先進的な実験をしたい(イーサリアムに勝ちたい)
BAB発行の条件的には以上のような理由でしょうか。最後のやつはW3Cよりも先に数の力でウェブの「事実上の標準」を作ったマイクロソフトを彷彿とさせます。
イーサリアムよりもバイナンスが技術で先行する未来が来るかもしれませんね。
というわけで今日の内容は以上です、みなさんのお役にたてたらうれしいです。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~
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