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用語集編

暗号資産

英語の"Crypt Asset"を訳したものです。
暗号技術とブロックチェーンの技術を使って、ネットワーク上に記録されたデータで、実体はありません。

過去には"Crypt Currency"(日本では「仮想通貨」)って呼ばれてましたが、決済が遅いとか値動きが激しすぎるとか「通貨」ではないんじゃね? ってことで株式とか不動産とかと同じくくりの「資産」と呼ばれるようになりました。

トークン

あるブロックチェーンで使える仮想通貨のこと。

ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)は、独自のブロックチェーンを持っているのでトークンとは言いません。

ETHはイーサリアムネットワークで使うことができるトークン、BNBはBinance Smart Chain(BSC)で使えるトークン、BTCBはBSCで使えるようにしたBTCと同じ値動きをするトークンです。CAKEもDOGEも、あれもこれもたいていトークンです。コインとも言うし「仮想通貨」とか「暗号資産」といっても間違いではないです。

LP

流動性提供者(=Liquidity Provider)のこと。
つまりPancake Farmsでペアでトークンを提供している僕たち利用者のこと。

ですが、たぶん誰かが「LP」っていう時は「LPトークン」のことをいうことが多いと思います。(例:Pancake-LPトークン)

LPは、Uniswapの発明でAMMのしくみのひとつである"Liquidity Pool"というプール(トークンを貯めるところ)に、同じ価値をもつトークンを2種ペアで入れて、トークンの流動性を提供します。

流動性を提供した報酬として、LPにはLPトークンが配布されます、このトークンには両替手数料の一部が内包され、両替されるほど価値が高まるしくみになっています。

インパーマネントロス

Impermanent Loss, IL, 変動損失とも言われます。

トークンのペアをそれぞれ単独HODLしていた場合に比べると、それぞれのペアに値動きがあれば、上がっても下がっても必ずLPトークンを持っていた場合の方が損します。その損のこと。

詳しくはこちら⇒DeFiの始め方 #06 インパーマネントロス

HODL

HOLDのTipoが語源。

ガチホ、Hold On Dear Life(必死でガチホ)、Bitcoinをはじめ自分の好きな仮想通貨に使われることが多いです。

ガス代

イーサリアムネットワークやその互換のBSCで使われる、取引手数料のこと。イーサリアムネットワークではETH、BSCではBNBが使われます。

BSCでは通常の送金は0.001BNBが標準で、約70円になります。だんだん高くなってきましたね。僕がBSCを始めた2月頃は20円~30円程度でした。

ガス代は"Gas Price" * "Gas Limit"で計算されます。(単価)×(数量)みたいなもので、数量は最大でもそれだけという数字です。実際はこの6~7割の数字で取引されます。

"Gas Price"は"Gwai"という単位で表されます。GwaiのGはギガ(10億)、waiは10の-18乗、つまりGwaiは10の-9乗BNBのことです。

最近のBNBの高騰により、これまで10GwaiだったGas Priceは5Gwaiに改定されました。Gas Limitは200000が標準なので、0.001BNBが標準の手数料となります。

イールドファーミングアグリゲーター(複数のプロジェクトを利用して最適に資産運用するプロトコル)など、複数のプロジェクトとの取引をするプロトコルをもつサービスは、一度のクリックでたくさんの取引をするため、ガス代は高くなる傾向にあります。

例えばAlpacaでは1回のFarmのポジションオープンに最大0.01BNB(約700円)とられます。

スリッページ

1度の指値で全数約定できない時に、複数回に複数の値段で分割取引されること。
PancakeSwapではスリッページは標準0.8%に設定されていて、例えば10BNBをBUSDに両替する際の予想価格が6000BUSDだとすると、最小でも6000*99.2%=5952BUSD以上の価格でしか両替されない。

Liquidiate

Liquidity(流動性)と似ているけど、ぜんぜん違って、Liquidiate=「清算」って意味です。担保として預けていた資産をとりあげられるという意味で使われます。

また、Liquidator(清算人=たいていbot)という言葉もあって、Liquidity Providerとごっちゃになります。

APR

Annual Percentage Rate(年利率)のこと、1年運用するとどれだけの利回りになるかを表す数字です。

銀行だと普通預金0.001%、定期預金で0.05%とかいうアレですよね。
DeFiの世界では普通預金的なところで10%程度のAPRです。
魔界です。

APY

Annual Percentage Yield(実行年利率=複利をきかせた年利率)

APRの上位互換。
APRの小さいうちは、例えばAPR5%だとAPY換算して5.13%とかでほとんど変わらないんですけど、APRが100%だとAPY=171%くらい、APR=365%だとAPY=3678%、APR1000%になるとAPY=1,925,283%など、とんでもない数字になってきます。

1年もその利率が継続することはあり得ません。
だから、常に魔界ではDaily=日利で考えることが大事です。
APR⇒APYのコンバーターはよくありますが、APY⇒APRのコンバーターはあまり見かけませんので貼っておきます。

APY to APR Calculator

詳しくはこちら⇒魔界の年利(APRとAPY)

まだまだ追加していきます。

今日のnoteが役に立てばうれしいです。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~

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