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香水の沼 4
すこし前にSwitchの「フィットボクシング2」を買ってからというもの、数日に一回の割合で遊んでいるのですが、担当トレーナーをベルナルド一択にしているため、ベルナルドがまとう香水がなんなのか気になってしょうがない日々です。
※下記はベルナルドの公式紹介動画。「鋼の肉体手に入れろ!」など、頻繁におかしなコメントで笑かしにくるのでトレーニング中腹筋がきつい。
ベルナルド、絶対良い匂いの香水つけてるよね。なんか海外のメンズ系のやつ。ベルナルドの話はまた別の機会にするとして、今日は私が運動するときにつけている香水や、最近手に入れた香水について語りたいと思います。
運動しているときの香水:ジンジャールージュ(ロジェガレ)
安定のロジェガレ。100ml税込7,040円という香水界隈では空気か水のような価格。安心! でもちょっと値上がりしましたね!
フレッシュなザクロとピンクペッパーのピリッとした香りで、つけると元気が出ます。個人的に夏につけたい香りですが、運動中にもいいなぁと思っています。汗とともに流れ落ちても良いお値段でもある。仕事であり得ないくらい忙しい日や、とにかくやる気を絞り出そう! ってときにもいいです。けっこう香るので、狭いスペースや場所によっては注意が必要かもしれません。ちなみにロジェガレは石鹸やリキッドタイプのボディソープ、ボディミルク商品もあります。
上記のボディソープを何度か使いましたが、とても良いです。お風呂でも華やかなザクロの香りに包まれる感じ。洗いあがりの残り香は皆無なので、お風呂の中でのみ香りを楽しみたい方向けの商品です。
ロジェガレさん、先日までは実店舗がありましたが、どうも日本から撤退したらしく、お店がどんどん閉店しています。大阪のルクアにもお店があったのですが、今は閉店しています。「ジャルダンデパルファム」という複数のブランドを扱う店舗に商品が一部置かれているようです。ネット通販はまだありますので、これからもどしどし買って応援していこうと思います。
最近手に入れた香水1:ジャルダンドゥケリロス (Pierre Guillaume)
しっくりくるフィグ香水を探し続けてはや1年。フィグの解釈は香水によって幅広く、今のところはフエギエールとオ パフュメ フィグを上回るイチジクの香りに出会えておりません。そんな折、タイミングよくNOSE SHOPさんのオンライン香水ガチャで「フィグ香水」という種類があり、「これだ!」と思い試してみたときに送られてきた香水サンプルのひとつが、こちらでした。公式説明と、最初に香ったときの感想は下記に。
考古学者テオドール・レイナックと建築家エマニュエル・ポントレモーリによって建てられた南仏の歴史的建造物ヴィラ ケリロスがモチーフ。フレッシュなイチジクとシカモアウッドをブレンドしたミニマルなエレガンス。
ジャルダンドゥケリロス(Pierre Guillaume)
— 冷世伊世 (@HiyaseIyo) June 28, 2024
「南仏の歴史的建造物ヴィラ ケリロスをモチーフにした香り」らしいが、たしかに、こういう建物の香りはある。ある……!
古い木材や鉄燭台、広い空間みたいなイメージ。海外風の歴史的建造物に行くと時々この香りに出会う気がする。→
特定の建物をイメージした香水というものに初めて出会いました。「ヴィラ・ケリロス」は、フランスにある古代ギリシャ建築の別荘だそうです。ネットの写真を見てみると、大理石の柱や古い木製の家具、縦に広い空間に、質素な鉄シャンデリアや床のモザイク模様などがみられます。あらためて、そういう建物のイメージとして香りを吟味してみると……あるな。こういう匂いのする建物はあるぞ。お香を焚いているわけでもないのに、歴史的建造物に入ると感じるあの匂い、みたいな。おそらく古い木と、なぜだかツンとくるようなスパイシーな香り。フィグは一番最初に、緑色の葉っぱ的な感じで存在しています。腕につけるとチュベローズがむわんと甘く香りますが、残り香はとてもよい感じでした。これは使いどころに悩む香水。歴史的建造物にいると錯覚したいときには良いでしょうが……(家で仕事中につけてみるかな)
なんとなく、涼しいとき向けの香水かもとも思いました。
最近手に入れた香水2:グリ シャーネル (Bdk Parfums)
同じくフィグ香水ガチャで巡りあえた一品。んんん、これは~!!
セクシィー!!!
セーヌ左岸のティノ・ロッシ庭園。夜に集うダンサーたち。銀色の月と船明かりに照らされた体が音楽のリズムと混ざり合う。夏の暑さが二人の男女を喧騒から連れ出し、翌朝のシーツが眠れぬ夜の香りを放つ。
上記説明はほんの一部で、公式HPにはずらずらと長いストーリーがありましたが割愛させて頂きます(長いので)。
グリ シャーネル(Bdk Parfums)
— 冷世伊世 (@HiyaseIyo) June 28, 2024
うぁぁぁ、夜の香り~~!!!
暑すぎるとじゃっかんのガム臭だが、適度に涼しければ最高。
こちらのイチジクはクリーミー。なんかイチジクというか、もろもろ混ざりあった紫の香りを感じる……!→
イチジクの実の香りです。クリーミーな甘さ。カルダモンやアイリスのお花感が圧迫するように迫ってきて、スモーキーな苦みやトンカビーンズがちらついて、すべてが重々しく混じりどっしりしたインパクトに押しつぶされていき、わけがわからなくなる香り。重い。ひと言でいえば……。でもとても良い匂いです。秋口や冬など涼しい季節に眠る前にふりかけたい。外でつけるにはセクシーすぎるかもとも感じました。あとイチジクは一瞬で、全体としてはなにかまったく別ものになっている。フィグ香水として出会うと首を傾げてしまうが、これはこれで素晴らしいです。
新しい香水を入手すると、世界に新たな色がつくようで楽しいですね。ちなみに「グリ シャーネル」の液体色は妖艶な灰色ですが、匂った瞬間は紫のイメージでした。ジャルダンドゥケリロスは薄い黄色。
最近忙しくてあまり香水のお話ができておりません……また時間をみつけて、手持ちのおすすめ香水についても語りたいです。
それでは~。
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