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ずぼらな経理ひやむぎと、お金のお話

売上、原価、売上総利益、販管費、営業利益、雑収、雑損、経常利益、特収、特損。ひやむぎがごく日常的に使う語彙の一部。僕でもやれるくらいだから結構簡単なのに、意外とみんな避けて通りたがるんです。

「ひやむぎは頭いいやん」とか言おうとした人のために参考情報です。僕は数学がまだ算数と呼ばれ、おはじきだのそろばんだの、いわゆる「算数セット」と呼ばれるあの道具を使っている頃からずっと数字が苦手です。

中学に進んで呼び方が数学になりました。他の教科は80点を切ったことなんてなかったのに数学だけは見える景色が全然違っていました。

いつも自転車に乗っているのに、急にタラちゃんが三輪車お散歩している、その横を這っているナメクジみたいな気分。そんなひやむぎでも経理がなんとかやれてるくらいだから、大丈夫なんだと思いますよ。

でね、これからの時代に個人として収入を得ていく風潮って加速していくから、こういう簿記会計的な知識って持っておいた方がいいと思うんです。ということを最近よく考えます。税金とかについてもそうだけど。そんなピンポイントなことじゃなくて、とにかく「お金」。

特に今から世に出ようと準備している20代より若い皆さんは。会社勤めって、意外とリスクが伴います。一つの会社からしか給料をもらっていないという状況。そしてそれを勤め先が「副業禁止」なんて言って止める社会。

すごくひねくれた見方をすれば「会社が倒れるときは一緒に倒れようね」という道連れ宣言です。

いやに決まってんじゃん…?

この異常さに先に気が付いた一部の企業では、副業推奨の流れも出てきました。「会社だけじゃ生涯面倒見切れないから、自分で他に収入作ってね」という姿勢。まだこっちの方が潔くていい。

で、ひやむぎは(3級とはいえ)簿記を持っています。会計のことならある程度はわかります。どんなふうに予算を見立てて、実績と比較して、どれくらいの利益が残るかの考え方は身についてきました。

これってなにも会社の経営に限ったものじゃなく、個人のお金、ライフプラン、貯金と貯蓄と投資なんかの話にも応用が利くと思うんですよ。

冒頭の単語の羅列。あれって単語自体は小難しいけれど大きく分けたら3つ。収入か支出か、その残り。

売上、雑収、特収は収入。
原価、販管費、雑損、特損は支出
売上総利益、営業利益、経常利益はそれぞれ残りです。

でも個人だとこんなに細かく分ける必要なんて全くなくて。

収入:給料、その他の収入
支出:固定費、変動費、その他支出
残ったもの:貯金

くらいで十分だと思う。貯金を増やしたいなら①収入を増やす、②支出を減らすのどちらか。それは呼び方が違うだけで、企業も個人も同じ。

まずは固定費と変動費に分けるくらいで、そこから一つずつゆ~っくり見ていけば大丈夫です。

思ったよりもお財布の管理って、簡単なんですよ。

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