12月の寒波・大雪

2020年12月14日から21日にかけて冬型の気圧配置が強まり、
日本海側を中心に大雪、ドカ雪となった。

新潟県~群馬県の関越自動車道で大規模な立往生が発生。
12月16日の夕方、塩沢、石打サービスエリア付近で大型車が動けなくなり、
最長52時間の立往生が発生。
上りは塩沢石打から小出IC間で1750台、
下りは湯沢~月夜野間で350台が立往生。
解消したのは18日22時すぎだった。

☆3時間降雪量
宗谷 浜鬼志別 27センチ
群馬 藤原   26センチ
新潟 湯沢   26センチ
群馬 みなかみ 23センチ
岩手 久慈   22センチ

☆6時間降雪量
群馬 藤原  44センチ
新潟 湯沢  41センチ

☆12時間降雪量
群馬 藤原  79センチ(統計史上1位)
群馬 みなかみ67センチ
新潟 湯沢  67センチ

☆24時間降雪量
群馬 藤原  128センチ(統計史上1位)
新潟 湯沢  113センチ(統計史上1位)
福島 只見   93センチ
群馬 みなかみ91センチ(統計史上1位)
新潟 津南  91センチ


2020年12月16日9時の地上天気図
2020年12月16日21時の高層天気図(500hPa) 寒気-36度線を加工

上空の寒気は、12月16日21時に 
輪島上空5000メートル付近(500hPa)でー36.7度、
輪島上空1500メートル付近(850hPa)でー11.1度
5000メートル付近にー36度以下の寒気が入ると大雪になる
と、ざっくりとした目安にしている。
12月は、1月や2月に比べると、日本海の海水温がまだ高いため、
真冬並みの強い寒気が入ると、その温度差により雪雲がより発達しやすい。

12月に入る”真冬並みの寒気”は、ドカ雪をもたらすこともあり注意が必要。


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