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ストーリープレイング「オムニバス」を通過して

ストーリープレイング「オムニバス」を通過いたしまして、感想を書いておくのだ!と思いました。

さて、まずは関係ない話ですが……

オムニバスって、どこにアクセントつければいいんですかね…?
オムバスかな…
わからねぇ……


どうやらストーリープレイングも、ネタバレ厳禁な物のようです。
なので、未通過者は回れ右。


紡ぐ前に

ストプレと言う物

「ストプレとは……?」初めてストプレというジャンルを見つけたのはマダミスのタイトルを探している最中でした。
推理が得意でない私は「もしや、これは私が探している領域……?」と直感します。
その後ストーリープレイングカテゴリをひっくり返していた際、目にとまったのが本作「オムニバス」でした。

ですが当時はまだ、読み合わせが少し楽しいと思いつつもまだ吹っ切れていなかったため、読み合わせが沢山あるという事で尻込みしておりました。

読み合わせが楽しい時期に

その後、箱庭GMを回していくうちに……また、ウルイを通過し、テンカケ、カミカタと通過していって、RP・読み合わせめっちゃ楽しいのでは……!?と思うようになりました。
(そのうちその話も書こうかな)

その後、さきはるさんが「オムニバスやりたいんだけど……」と書いているのを見つけ、そういや僕もやりたいんだよねーと、VCでぼやいたら周りの人に「はよいけ!手を上げてこい!!」と背中を蹴られて卓成立に至りました。

成立後の私と不安と

成立後ですが、やったー!楽しみ~!って言う気持ちともう一つの気持ちがありました。そうそれは不安。
さきはるさんの私の印象は以下です。

さきはるさんの読み上げはしっとりしてるしなんだか上品だし、キャラクターの演じ分けがとっても上手だし、夢の読み上げが特に印象に強いですが……とてもミステリアス!とっても読み上げが上手なお方!そしてイケボ!RPの応答も素敵ですし全部素敵!

そんな感じだったので、「さきはるさんと!?ストプレ!?2PLの!?」ってなってました。
故の不安、相方が私……私の読み上げで……RPで……よろしいのでしょうかと……。
ですが、それは裏返しでして。
さきはるさんの読み上げいっぱい聞ける~嬉しい!という気持ちがあり、どちらかと言えば後者が勝っておりました。

そして「ソレ」は突然やってきた

卓は決まりましたが日程が決まりません。
なぜなら……私の予定が終わっていたから!
開いてる日の(ほぼ)ないカレンダーは皆に共有されています。

さきはるさん「ひうらさんが死なない日にしましょうね……」
僕(こまった、そんな日あるか……?)

それから少し日が進んだある日の日中、雑談VCにて
その日は昼にエイダが開催される日、日中であったが人があふれていた!
定刻になった為、エイダのGMPLが一斉に消えていった……が、僕とさきはるさんが残っていたのだ!

僕「今日暇ですがやりますかね?」
さきはるさん「ならやりますか」
そんな感じで「当日」は突然やってきた!

本を開いてから

前書き

僕達は本を開いた
前書きには
「ここからは声に出して読むこと」
と書かれており

その下に
諸注意、目録、あらすじ
と続いていた。

さきはるさんが「さてどうする?」と言い終わる前に、「じゃあ僕が読みますか」と言ってしまった何か恥ずかしい。
一応、じゃあかわりばんこに読もうかと言うことになり、諸注意を僕か読んだ。
そして、目録である。

目録

この本に収録されているお話は4つ
「愛に生きた彼らの末路」
「現と泡沫を知る君へ」
「永遠の墓守」
「絵描きの独白は何処にて」

読み終わったさきはるさん
「もうサボって良いのか」
僕(何か申し訳ない)

僕はあらすじを読み始めた

あらすじ~キャラクター選択

あらすじを取りあえず読み上げる、途中で出てきた「太腕」が読めずに止まる、……恥ずかしい!
「ふとうで」で良いんじゃないかとなり再開再開

どうやら、あらすじを読む限りハッピーエンド好きとバッドエンド好きのキャラクターがいるようである。という気がしながらキャラ選択へ

PC1 イヴ(青字+黒字)
あなたは物語の紡ぎ手である

PC2 ノア(黄字)
あなたは物語の紡ぎ手である

さて、どちらがハピエンでどちらがバドエンか、分かるだろうか……。
私ひうらはどちらかと言えばハピエン厨である。
さきはるさんは……どちらかと言えばバドエン厨らしい。

しかし……二人ともPC1希望である!
配役をダイスの神に任た他結果、私がPC1のイヴに、さきはるさんがPC2のノアとなりました。

ここから読み上げのパートが始まります。

読み上げパート

読み上げパートは、各々が物語を途中まで伝えて、結末を二人で決めて紡いでいくという物でした。
結末は基本的に対になっていました。例えば……生と死とかね。

では、各物語の感想を書いていきます、簡単にね。
あと書いてある内容はかなりざっくりと要約しています。
それと、好きな部分を全部上げちゃうと文字数が無限に増えるので、絞って書きます。

「愛に生きた彼らの末路」

このお話は……ノアが紡いだ物語で、少し悲しい物語でした。
男女が登場し、許されない恋をするという物語。

さて、選択の時間です

ノア「あなたはきっとこういう選択は悩んじゃうよね」

全くその通りだよノア、意地悪さんめ
しかしイヴ、どちらも良いなと言い始めます。

ノア「驚いた……あなたならきっとすごく悩んで悩んで選べないんだろうな……って思ったのに」

全くだよノア……今日の僕は少し様子が変です。
選択は死、経緯からして珍しい落とし所になったのではと思われますね。
ノア「その予想外(の選択)に乾杯」
意地悪かと思えば可愛い奴でもあるのだ。

その後は、ノアが続きを紡ぐ
男女の演じ分けが……どちらも素敵で、すごい。
そして、地の文の読み上げがこの文章に合っている、しっとりとしつつ優雅さが見えるが……悲しげ……すごいなーとイヴは感心してました。

「現と泡沫を知る君へ」

これはイヴが紡ぐ物語

生まれから足の不自由な男
酷く貧しい彼が手に入れた幸せ家族
その後……失われた全て家族

彼は夢を見る、都合の良い夢を
そこには、楽園家族があった

さて、彼は夢から覚めるか、夢を見続けるか

ノア「イヴが書いたとは思えないほど救いが無いね」
イヴ「そうかもね」
ノア「私は覚めるべきだと思うよ。さっきも言ったけど、生きてれば丸儲けだからね!」
イヴ「僕も覚めてほしい。どんな物語になるかは分からないけどね」

彼は夢から覚めた

感情込めて紡がせて頂きました。
辛いとき、空虚な幸せを感じているとき、そして抜け出した今
良いお話を紡げたかなと思います。

ノア「やっぱりあなたは読むのも書くのも上手だね」
イヴ「そう言われると……照れてしまうね、嬉しいけれど」

「永遠の墓守」

これはノアの紡ぐ物語
「吸血鬼の男と人間の女の物語で……寿命の差があるから、女は先に逝ってしまう。」

物語を語りながら花弁をちぎり、風に溶かすノア
枯れるから良いといわれる花を散らせていたのだという

「けれど男は吸血鬼……人を吸血鬼にする術がある。さて、永遠と刹那……どちらが良い?」

ノア「あなたはどう思う?」
イヴ「うーん、少し悩んじゃうね」
ノア「直感的なのはなかったのかい?」
イヴ「無かったわけではないけれど……なんだかこの間読んだ物語に引っ張られてる気がしてね」
イヴ「引っ張られてる気はするけれど……終わりがあるから良いんだと思う」
イヴ「しかし……何というかやっぱりいつもの僕じゃない気がする」
ノア「イヴは昨日の夜、物語を読んでいただろう、そのせいじゃないか?物語の読み過ぎだね」
イヴ「ははは、そうかもしれない」

刹那を選ぶ僕たち

やはりいいなーって、落ち着く読み上げ……でもしっかり抑揚がついてらっしゃって、上品。
そしてセリフの読み上げは……ばっちりはまってる!男性のセリフカッコイイ!イケボ素敵!!

ノア「99本の花言葉って何だろうね」
イヴ「9本までしかないんだっけ……いや、あるのか?」
ノア「僕はね、文明の利器を持っているんだよ」
イヴ「なるほど……ノアは賢いね」

「絵描きの独白は何処にて」

これはイヴが紡ぐ物語

ノアが気分転換に絵を描こうと言い始め、互いに互いを描いていた様子。
慣れない絵を描いていた二人だが、やはり苦戦している模様。
そしてノアは「慣れないことをするもんじゃない」と言いながら羊皮紙を丸めた。
イヴは「ノアがやろうって言い始めたんじゃないか」といい、ノアは「そうだけど……」と口を尖らせる。

ここから、イヴが「今度のお話は絵描きの話にしよう」と言い始め、ノアに「どんな物語?」と聞かれ構想を即興で語り始めます。
ある程度物語が進み、今まですらすらと読んでいたイヴが少し思考を挟んだのか口ごもると、「待ってました」と言わんばかりにノアが横から物語をさらっていき、分岐点までたどり着いた。

イヴ「やはり、物語を考えているときと言うのは楽しいね、ノア」
ノア「そうだね……ふふふ、勝手にあなたのを奪っちゃったけどね」
イヴ「ははは、口ごもってしまったからね……」
ノア「隙を見せたらダメだねぇ」
イヴ「ああ、全くだ……」

この描写とやりとりが好きでここまで書いてたんですが、物語の話をしてませんでしたね。
物語としては……

これはとある画家の物語
とんでもない才能を持った画家だったが、どうやら彼が絵を描くには代償が必要だったようである。
それは……視力、本人も気づかなかった代償だ。
このまま書き続ければ、視力を失うだろう。

さて、彼は筆を持ち続けるか、筆を置くか。

ここまで二人で書き上げました、さてさてどうしようか。

自分たちの回りの人の話をしながらどうしようと話し合う二人
出した結論は、筆を置く。

インタビュアーと絵描きの演じ分けがどうにも難しかった……いや、それなりに演じ分けたつもりだったんですが、録画聞いてみると結構同じ……ふーむ、もうちょいトーンで分けるべきだったかな。
最後の「クシュン」はうまくできたやったー!!!って思ったんですが、「くしゃみをした」の"し"が発音ができなくてなぜか"ひ"になってしまったのが心残りです。
でもそれ以外は結構うまくやれたかな……?

一応、知り合いの話については自分のことです。
イヴ自身がそれを言うのは不自然ですから……真偽はわかりませんが、ノアが言ったのもきっとそうかな?

オムニバス

わからないがきっとエンディング。
エンディングでは二人が実は神と呼ばれているということがわかる。
また、どちらがハッピーエンドが好きで、どちらがバッドエンドが好きかもここでわかる。
そう、あらすじの文章はほぼほぼエンディングだったのだ。
イブとノア、どちらがなんと言っていたのかあらすじではわからなかったが、エンディングではそれぞれの色がついていた。

さて、配役はあっていたんでしょうかね?

本を閉じて

感想等

ストプレオムニバス、いやあとても良かった……この感じはまさしく物語を読んでいた感じ。
そして読み聞かされていた感じ。

自分が変な感じがするんだよね、って言ったのは……その前日にやってた「冬知らぬ」の影響かと思われます。
考え方が変わったか、その一時の物なのか、それはわかりませんが……多少なりとも影響を受けているはずです。
いやね……本当にね……。

ええと、で全体を終えて思ったこと。
さきはるさんの読み上げめっちゃいいのは当然なんですが、ノアやってるさきはるさんが良すぎました。
ダイスの神に配役決めてもらってよかった。

・さきはるさんのいいところ書きたいから書いてみようと思った項目

……いっぱいありすぎて……うーんと。
元々の印象は【成立後の私と不安と】のところで書かせていただいたんですが、その段階であれだけすごいすごいといわせていただいてますので……そこについては再確認といったところですね、さすがのさきはるさん。
先に書いてない内容だと…自由RPの受け答えが良くて、これだけRPしているキャラに寄り添って答えが出せるものかと。(コレも書いてるか)
あと、引き出しの多さ深さ、考えの広さ、話のうまさ、2PLの対話ベースでやらせていただいたので、これだけいろいろ見えるんだと思いました。
一緒にできて良かったと思います。

あとはそうだな褒めてもらってとっても嬉しかった!!!!
読み上げよかったって言ってもらえて、一緒にできて良かったって言ってもらえてよかった。僕の読み上げ気に入ってもらえて……良かった~~。
読み上げ終わりもノアのRPを挟みながらいろいろ……褒めてくださり、なんか恥ずかしくなりました!
「現と泡沫を知る君へ」の読み上げ後のノア、ちゃんと聞いてくれたんだなーって思って、うれしかった。目に沁みちゃってって、言ってもらえたし……うれしいです。
以前にもあれこれお褒め預かっていたと思いますが、やっぱこれだけの読み上げ量で、2PLだから……うまくやれるか不安でした故、それゆえ以前よりましてうれしい奴でした!

自分の反省点
・自由RPの受け答えが結構頓珍漢よなぁ……まあいつものことだけど。思考が散らかっとる。
(上記は改善したい)
・相手の声が被った時の対応は考えよう、今回は結構押し通してしまった。
・結構読み間違い、読み直しが多かったなと。もう少し頑張る。
とりあえずこれらは考えましょう。ほかにもいろいろありますが。

終わりに

ストプレオムニバス、とにかく楽しくやらせていただきました。
一緒にやらせていただきましたさきはるさん、ありがとうございました!
また、このオムニバスを制作いただきましたななしのよろずや様、素敵な物語を紡がせていただきありがとうございました。

本編からそれて

さきはるさんノアのハイライト並べておく
(順不同)(もしかすると追記する)
(怒られたら消すこと)

・「あー駄目だー!」がめっちゃノア、すごいノア
・「イヴってばー」もすごくノア、全体的に感情が乗るところめっちゃノア
・僕が読み終わった後の「ふわ~」がかわいかった。
(間抜けた声を出すねぇとか言ったけどイヴRPだったので……!あと読み上げ頑張ってたから余裕がなかった!内心ノアかわいい~ってなってました。)
・上にも書いたけど、「その予想外に乾☆杯」
・ちょいちょい悪い笑いを浮かべて意地悪なノア
(僕の中のさきはるさん像がそうなってるのが原因と思われる)

さきはるさん推しすぎじゃない?って自分でなってますが、思ったことは書いた方がいいかなって……思って……思っちゃったから……
というわけで思いつくまま風が吹くままでした、失礼しました。

あ、オムニバスのイントネーションですが
英語だとムニバスみたいですね、オが強い。
カタカナ語だと…なんか怪しいから伝わればいいかなって。

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