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HIU公式書評ブログ Recitation

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堀江貴文イノベーション大学校(HIU)公式の書評ブログの朗読版です。 HIUメンバーによる書評を音声にしてお届け! この度、音声配信プラットフォームhimalayaが音声アップ…
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2023年5月の記事一覧

書評_女性目線での混浴の良さ__だから混浴はやめられない

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日本には現在もいくつもの混浴が残っている。湯が沸いたところに作ったもの。湯治目的で作り、…

書評_ご紹介_このように僕は睡眠の悩みを解決しました__賢者の睡眠_超速で脳の疲れを…

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これをお読みの方で、「寝ること」の悩みを抱えたことがない人は果たしてどのくらいいるだろう…

書評_こうして僕らは人間関係で_だまされ_るんです__残酷すぎる人間法則_9割が間違え…

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さて、これをお読みの皆さんは、人間関係についてどのような考え、あるいは信念を持っているだ…

書評_発想の転換__たいていのことは20時間で習得できる

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一万時間の法則。石の上にも三年。 何かを習得し、プロとしてやっていくにはそれなりの時間が…

書評_付加価値とは何か_をキーエンスから学ぶ__付加価値のつくりかた

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人生において付加価値という言葉がこれからより重要になると思っている私が、改めて「付加価値…

書評__アドラー流気にしないヒント_自分にやさしくなれる法_

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著者は大学で経営学を学んだあと、外資系企業に勤めながら中小企業診断士の資格を取得。1985年…

書評_商売人の気遣いが学べる__ビジネスで大切なことはみんな吉祥寺の焼き鳥屋で教わった

著者は、27歳まで定職につかなかったばかりか多重債務をこしらえた社会的落伍者。 そんな駄目人間は、結婚を機に心を入れ替えて不動産業界でがむしゃらに働きだした。 著者がこの業界を選んだ理由は、不動産が好きだったからでも知識、知縁があったからでもない。 高収入を得られる業界を取捨選択した結果、残った業界だったからである。 高卒、資格も実績もない新入社員。新人に対して丁寧な指導がない業界で、先輩社員と上手に折り合いをつけて数年でトップ営業マンにのし上がった。 著者の大きな助けとなったのは、父親が営んでいた焼き鳥屋を手伝っていた経験だった。 飲食店がひしめき合う吉祥寺駅周辺。激戦地で父親が35年間繁盛店を維持できたのには理由があった。 提供する食品やドリンクの原価率の管理はもちろん、来店者が居心地いいと感じる雰囲気づくり。もしくは、来店して欲しくない人への見極め及びお断り。 常連さんをつなぎとめるに役立つ旅行や競馬場ツアー。年末の大掃除まで恒例イベントにすることで常連さんを巻き込みファンを獲得していた。 この本は、小さな駅前の焼き鳥屋の大将が店を繁盛させるために考え抜いた数々の接客ノウハウが書かれている。 著者が店の手伝いをしていたのは幼少期から中学生の頃。 当時は「そういうモノか?」と思っていたことだが、社会経験を重ねるにしたがい、大将の意図が見えてきた。大将が実践していた気遣いを顧客や同僚とのコミュニケーションに活用することで、収入を増やし社会的にも成功を収めることができた。 大将の商売人としての才覚、客への気遣いの奥深さに膝を打たずにはいられない。楽しく学べる良書である。 ビジネスで大切なことはみんな吉祥寺の焼き鳥屋で教わった 作者:玉岡一央 発売日:2023年3月28日 メディア:秀和システム

書評_幸せの秘訣は_病院_より_美容院___百年人生を笑って過ごす生き方の知恵

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著者は80歳のおばあちゃん。 しかし、ただのおばあちゃんではない。営業時代の成績はトップ。 …

書評_色々と驚くなかれ__痛み専門医が考案_見るだけで痛みがとれるすごい写真

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かつて、見るだけで目が良くなる本を入手したがなかなか実践仕切れなかった。この本はどうだろ…

書評_大切なことは継続的な投稿__ビジネスYouTube入門_その2_ショート動画ビジネス革…

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自社の商品・サービスの価値を正確に伝えることが出来れば、価格競争からの脱却を実現出来るこ…

書評_人の心に届くスピーチの指南書__TEDトーク_世界最高のプレゼン術

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TEDとは、テクノロジー、エンターテインメント、デザインの3つの分野から感動や衝撃を生み出す…

書評_4年間潜入して書き上げた渾身の1冊__ルポ歌舞伎町

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著者は旧帝国大学を7年かけて卒業したツワモノ。 卒業するのに余分にかかった原因は、本人の学…

書評_成功の鍵は成し遂げたいことに気づくこと__お金の引力

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著者は資産10億、年収1億を稼ぐ日本のトップ1%に入る資産家。 恵まれた家庭環境とはいいがた…

書評_たしかに俺は約束した_神の子を育てると_______装甲騎兵ボトムズ_チャイルド_神の子篇

超長生きロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』。 時系列的な最新作OVA『幻影篇』の続きはどうするんだ? そのファンの声に応えて、高橋良輔監督が2020年9月から2022年12月にかけて電撃ホビーウェブ上でウェブ連載した、オトシマエ的小説が本作である。 『幻影篇』では、途中から主人公キリコ・キュービーが登場、続いてテレビシリーズ最終話で滅した筈であった、アストラギウス銀河を支配していた「神」ワイズマンまで再生した。さらにそれに伴って現れたのは神の後継者たる嬰児「神の子」。 かつて神の後継者の座を拒み、神殺しを為した「異能者」キリコが、今度は「神の子」を救う。 これについては、ウェブインタビュー記事にて、高橋監督はこう語っている。 「やっぱり、エンターテインメント作品において、放り出された幼子を救わないヤツは悪人だろうし、そっぽを向くヤツは主人公になれない。だから、一択ですよ。キリコは目の前に現れた「神の子」に関わらざるを得ない」 異能を育てるのは異能の者が再適任者である。ワイズマンから「神の子」の養育を託されたキリコは応諾、二人はワイズマンの導きによって何処かへ吹っ飛ばされたところで『幻影篇』は幕を閉じた。 そりゃあ、ファンからの声ももっともなことである。 ということで、本書はシングルパパになってしまったキリコ・キュービーの子育て話なのである。 とは言っても嬰児相手では物語にはならない。生物学の奇跡。「神の子」は身体及び、知能を急激に成長をさせて見せた。 キリコは彼をルーと名付けた。 前半は、ルーの異常な成長振りと、それに応じ、また補うキリコ、そして不慣れで苛酷な環境の下、人々の助けを借りながらルーを育んでいく旅を描く。 しかし、ワイズマンの後継者が放置され続ける筈もなく、やがてルーを求める軍の手が迫る。 そしてやはりゴウト、バニラ、ココナ、さらにロッチナと、お馴染みの連中もキリコ達に引き寄せられるのである。 ワイズマンはルーへの試しも怠らない。果たしてルーは自らの後継者足り得る者なのか? 一方、当のルーは後継者の道を選ぶのか? そしてキリコは、ルーの選択と行動をどう受け止めるのか? 前半は特になかなか地味な展開で、これまでのボトムズの世界観とは趣を大いに異にする。 何故こんな感じなんだろう? と、少なからず違和感を覚えたのであったのだが、先述のウェブインタビュー記事にて高橋監督が本書に関して語っている箇所があり、これが参考になった。 「キリコの哲学としては、育てるというのはどういうことかと言えば、食わせて、生き方を教える。それだけで、あとは責任の取りようがない世界ですからね。そういったことが、小説としてどう書かれているのか読んでもらえればと。さっきも言いましたが、『幻影篇』の中で、「神の子」らしき存在が物語の中に放り出されて決着が付いていない。それに関しての決着は付けるという気持ちはあったのが書き始めたきっかけです。それを小説で描くに当たっては、僕が日常的に今どういう生活をして、どんな気持ちでいるのかというのがそこに込められるといいなと思っていましたね」 また、続く以下の言葉によって、前半の展開についての納得も或る程度いく。 「僕はこれまでアラスカに8回くらい行っているんですが、アラスカは「ラストフロンティア」と呼ばれるほど何も無いところなんです。そんな何も無いところで、僕が何を感じたのかということを小説の中に盛り込むことが一つの楽しみでもありました」 後半は軍や軍装として使われる二足歩行型ロボット「AT」もちゃんと登場するが、全体的には会話劇っぽい印象が強い。 これをアニメ化するのはなかなか力業だろう。そう思ったが、しかし『孤影再び』も小説とアニメ版では中身が殆ど違っていたし、映像化があるとすれば、やはりメディアの違いに合わせた魅せ方を考えて作り直すのだろう。 さて、その日は訪れるのだろうか。現段階では分からない。 装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇 作者: 高橋良輔 発売日:2023年2月10日 メディア:単行本