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HIU公式書評ブログ Recitation

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堀江貴文イノベーション大学校(HIU)公式の書評ブログの朗読版です。 HIUメンバーによる書評を音声にしてお届け! この度、音声配信プラットフォームhimalayaが音声アップ…
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2022年10月の記事一覧

書評_知れば_知るとき_知りたがり__センスは知識からはじまる

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「あの人はセンスがいい」 「あの会社に任せればセンスいいブランディングができる」 こんなふ…

書評_たかが走りと侮るなかれ_やっぱり始めは肝心__走らないランニングトレーニング

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走るなんて日常。当たり前。たとえレースに出るとしても、道具もいらず簡単。それはいつかホノ…

書評_カリスマは作れる___1日1トレで_声_も_話し方_も感動的に良くなる

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もっとうまく人間関係を保ちたい、自分の言いたいことがうまく伝わらない、なんて声をかけてい…

書評_なるほど___キマったな_俺たちゃボーダーか__迷走王_ボーダー

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都内に建つボロアパート月光荘。そこに住むのは三人。 久保田という二十代後半とおぼしき若い…

書評_いつのまにか完結__DrSTONE

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単行本派にはよくある事、「そういえば、この漫画最近読んでないなぁ。。マジか、いつのまにか…

書評_ウワー_ウワー_終った_終ったーっ_ウワーハハ_ぼくは生きてるぞ_生き延びたんだ…

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そういえばこれって、私が十代の頃何度も読んでたっけ。 懐かしく読み返した手塚治虫の短編集…

書評_逆説的免罪符_遊びは成功のもと___遊ぶ人_ほど成功するホントの理由

遊び、って楽しいけど、どこかに罪悪感がある人=私だ。好きなことを仕事にしてはいるので、仕事は好きだ。でも利害関係抜きの遊びは遊びでやっぱり楽しい。ただ遊びって、社会人にとっては家族や彼氏彼女の手前とか、有休とるにも会社の手前とか、ちょっと後ろめたさを伴うのも事実ではないだろうか。 そんな複雑な気分のあなたに私に、この本はうってつけだ。なぜならメチャクチャ免罪符になる。遊び脳は成功脳だ、と医学博士の著者に脳科学的アプローチで言われると、嬉しくなって堂々と遊びに拍車がかかること請け合いなのだ。 そんな説得力ある説明の肝の一つは、「ベータエンドルフィン」。本書で脳の栄養剤で、麻薬のように気分がよくなるとも説明されている脳内ホルモンだ。この分泌がよくなるとリラックスし、思考力が高まりポジティブ志向になる。さらに記憶の集積、知識の統合、高度な思索などが円滑になる。そのためには身体を動かす遊びが良く、笑いながら楽しく過ごせというのだ。 もう一つの説明用語は、「ネオテニー」。学術用語で、幼児的特徴のことだ。好奇心と想像力の力、楽天的であり無心であることが、成功脳を作る。そして数々の成功体験を積み重ねチャレンジ欲が湧きやがて脳のRASという神経系が働き、必要な情報を自動収集するアンテナも立つというのだ。 そして忘れちゃいけない「恋愛」もまたネオテニーだという。恋する男女と成功は表裏一体だというのだ。 後半は、著者のヨットやスキー、カーレース等の「遊び」がいかにネオテニーとベータエンドルフィンの相乗効果で成功脳を作っていったかの具体例。 さて、ここまで来るとなぜ私は遊びに罪悪感を感じていたかを考えてしまう。時間の優先順位を遊びに持っていくことによる、他のことの機会損失が一番だろう。幼少時に有りがちな、漫画やゲーム禁止、いまならネット制限といった養育環境による遊び=悪という先入観かもしれない。しかし時間の作り方は、いくらでもありそうだ。仕事と遊びを兼ねることはいいのか?ネットゲー厶にハマるのでもいいのか?正解は本書へ。もう遊びは成功のもとでしかない。 「遊ぶ人」ほど成功するホントの理由 (フォレスト2545新書) 作者:佐藤富雄 フォレスト出版

書評_少年の成長とスパイ活劇_それから宇宙人__W3_ワンダースリー_

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手塚治虫率いる虫プロダクション制作のテレビアニメ作品であり、同時進行で少年誌に連載された…

書評_一貫性のあるブランディングが_永続的な売上をもたらす__ブランド_プロデュース…

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ブランドとは、お客様との間の「プロミス(約束)」です。そして、顧客とのあらゆる接点に於い…

書評_親が子供を怒るのは_本当は自分がやりたくてもできなかったから__ぼくのトリセツ

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ママは僕のことを全然わからず、いつも怒ってばかり。「何回言ったらわかるの!」と言われても…

書評_真の自己を実現する者の旅__ア_ホーマンス

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松田優作により映画化された本作だが、記憶喪失の主人公が放浪している、という点以外は全く別…

書評_着物でスキーはあったかいらしい__教養としての着物

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日本の気候には着物が合うとはよく知られている。ただ洋服に慣れた現代人は着物を楽に着ること…

書評_凝り固まった発想を押し広げる一冊__魔法のコンパス_道なき道の歩き方

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著者は吉本興業のお笑いコンビ、キングコングの西野亮廣氏。 さすが天才。凡人が当たり前と思…

書評_ほのぼのとした日常を描く阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ__阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし

私もTVなどで拝見したことはあるが、本当の姉妹では無い事にまず驚き、40代・独身・女芸人という肩書ながらエッセイを書いている時には6畳一間に2人暮らしというのも更に驚きました。この年代になると別の部屋が欲しいと思うところだが。。。 エッセイというとこで、日常生活における些細な小競り合いとか、お互いマイペースながら気になるところとかをそれぞれの目線で交互に書かれている所が面白く、その内容が想像しやすく、思わず「細かすぎるけど確かに気になるなあ・・」と思う事が多々あって面白いです。 一方でお互いの事だけでなく、ご近所さんのおすそ分けの餃子が人生で一番おいしいという話、美容室のスタッフの話、中華料理屋さんのご婦人が亡くなり、人生の大切さを教えてくれる話など、ほのぼのストーリー以外も読んでいて面白いですし、本人たちが書いた書き下ろしの小説までも掲載されており、こちらは読みやすく平和な日常を感じる楽しい作品です。 読書の秋に何か読んでみたい方にお勧めします。日常を描いた作品としては絵本?ではありますが、矢部太郎氏の「大家さんと僕」もおすすめですよ。 阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし (幻冬舎文庫) 作者:阿佐ヶ谷姉妹 発売日:2020年2月6日 幻冬舎