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2022年2月の記事一覧
書評_あなたの発信は意見ですか_それともただの反応ですか__自分の意見で生きていこう__正解のない問題_に答えを出せる4つのステップ_
今まで「意見」だと思っていたものが、実はただの「反応」だったことには驚きを隠せなかった。確かに意見を言ってるつもりの人が実際多いであろう、私もその1人だった。では意見とはどういうことであろうか?そして自分の意見を持つ価値は?これからの時代を主体的に生きたい人に是非読んで欲しい。 まずは意見の必要性について。それは世の中の大事な事にはだいたい答えはないから。しかし日本の学校的価値観から言わせると問題には基本的には答えがあるという考え方。こういう風に我々は義務教育を通して刷り込まれていく。答えがあるものに関しては調べれば済む話でインターネットなどを活用すれば事足りる。しかし、答えがない問題に関しては考えないといけない。結局意見が言えないという事は思考力が足りないという事だ。また意見を言う際には自分のポジション(ある事に対して賛成か?反対か?)を考えないとそれは意見にはならないとの事。私は今までどっちつかずの意見を言うことが多かった。というかどっちつかずの意見というものは無くて、それはただの反応であると気付かされた。 個人的にはかなり気付きが多い内容だった。他にもSNSの発信の仕方やオリジナルの人生を歩む方法など、主体的に生きるために必要な要素について解説している。私もこれに習って自信を持って意見を言えるようになり、道を進んで行く。 自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ 作者:ちきりん ダイヤモンド社
書評_Simple_is_loved
ほぼ英語と絵で構成された本。本書のカバーとちょろっと日本語で書かれているところを抜かせば世界共通になる。本編に至っては英語と絵だけなので正にユニバーサルデザインだ。結構斬新な作りになっている。 文章を読むのが苦手な人には特にお勧めである。視覚的に理解しやすいシンプルなイラストが並ぶ。文章も短文で単語もわざわざ調べるようなものが無いので初心者にはもってこい。絵を見て実際に喋りながら英語を感覚的に掴むのが本書の醍醐味。 ふとIKEAの家具の説明書を思い出した。IKEAの場合は本当に絵だけであり、全世界共通になっている。そのおかげてコストダウンに繋がっているとか。本書は1945年初版されて80年近く経っても未だに発行されている。本書の英語の習得性を物語るとともに色んな人から愛されている書籍とも感じる。 絵で見る英語 Book 1【MP3形式CD付】 (スルーピクチャーズシリーズ) 作者:I・A・リチャーズ,クリスティン・ギブソン IBCパブリッシング