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無印を卒業したらどこに行く?(北欧家具ウェグナーを見に行く)

私は家具が好きで東京でメジャーな家具屋さんは巡ったと思います。若い頃はお金もなかったので無印の家具やIKEAもひと通りかじりました。

結婚してからは、イタリアの高級家具が好みでB&Bのソファを軽自動車が買えるくらいの値段で購入。タワーマンションの家具を高級イタリア家具で揃えました。クールで刺激のあるデザインを求めていたのかもしれません。

人の好みは年代とともに変わり、イタリア家具のギラギラした感じはもはや落ち着きません。かと言って、無印の家具はもう卒業して「本物の家具」が欲しいと思いました。以前は惹かれなかった北欧の家具に今は惹かれます。

北欧のデザインに傾斜したのは、例えば、我が家ではイッタラの食器を使っていますが、10年経っても同じものが買える(普遍性)のは魅力です。無印も大好きですが、結構、微妙にモデルチェンジしていて、数年後に同じものを求めても手に入らないことが多いです。

年齢とともに物質への関心は薄れてきますが、その代わり『本当に気に入った上質なものだけ生活の中に欲しい』というふうに心持ちが変化しました。

そんな変遷を経て(前置きが長くなりましたが)、ハンス J.ウェグナーの家具を見に行きました。シンプルで美しい木製の家具。注文生産なので、オーダーが入ってから製造を開始するため、発注から半年待たなくてはいけないらしいです。値引きの話をしたらスルーされた。そういう買い物ではないらしいです💦

うちにあるYチェア(以前購入)は、オークのソープ仕上げなので、色味としては、現行あるものではホワイトオイルが近いようです(なんとソープ仕上げがカタログから無くなったらしい)。メンテナスは、自分でオイル塗る&ラッカーで削り塗ります。

仕様決定: CH327テーブル、190cm、オーク、ホワイトオイル仕上げ(これがウチの椅子の色にも近い)で価格は52万円、5ヶ月から半年納期。

これは一生ものだと思いました。孫の代まで受け継ぎたい(受け継がねば)。あとは、奥さんをどう説得するかだけです。。。

みなさんも機会があれば、一度、ウェグナーのテーブルの実物を見て欲しいと思います。削ぎ落とされてシンプルで普遍的な美しさがそこにあります。

(写真引用:Carl Hansen & Søn公式ウェブサイト)

by しろくま(東京在住のワイン好き、グローバル&教育&投資に関心あり)




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