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デッキ紹介(第1回):“神殺し彼女の育てかた”

・デッキコンセプト

現在の環境で流行っている“神様になった日”に勝てるデッキをコンセプトに考えました。
デッキの分類としましては、圧縮とアグロの両立を目指したものとなります。
詳しい解説は後ほど致しますが、簡単なデッキの流れとしましては、レベル0からcxコンボを使い、デッキをどんどん掘っていき、圧縮率を上げながらダメージを与え、レベル3の準備をします。レベル3に2種類のcxコンボを採用しているので、状況に応じて使い分けて、相手にダメージを与えて勝ちに行くというものとなります。
それではデッキを見ていきましょう。

ここからは各レベル帯の回し方について解説させていただきます。

・各レベル帯での回し方

・マリガン基準
基本的にレベル0のカードと“本気でゲーム作り”をキープしていきます。
デッキの性質上、ハンドの消費が激しいので、“icy tail 美智留”と“バンド存続の危機 時乃&叡智佳&藍子”もキープの選択肢に入りますが、優先度はレベル0ほど高くありません。
cxコンボの性質上、緑のカードを控室に落としておけるとなお良いです。
理想的な動きとしては、ダメージレースのスピードを速めて、相手に準備する余裕を与えないようにしましょう。

レベル0
デッキの主軸として採用している“謎の威圧感 恵”のcxコンボを狙っていきます。cxコンボを使用することにより、”神様になった日”の軸になっているイベントを封じることができます。
レベル0からcxコンボを使用することにより、先手を取っていきましょう。
他のレベル0も圧縮率を上げるカードや手札を増やすカードを採用しているので、ハンドなどを考慮しつつ、次のターンを考えて使っていきましょう。
運のいい時はレベル0でリフレッシュができるほど山を掘るスピードが早いです。

・レベル1
基本的な動きはレベル0と同じです。
主軸をレベル0に置いているため、盤面を取ることが難しいです。取れないと考えてください。
8電源等の盤面を取るデッキに対しては、相手のキャラを倒すことが難しいので、相手を倒すことよりも自分の手札を維持することを意識して回しましょう。
手札を維持するために、集中よりも“バンド存続の危機 時乃&叡智佳&藍子”を優先して採用しています。
集中は運要素が絡みますが、“バンド存続の危機 時乃&叡智佳&藍子”は必ず1枚手札を増やす事ができます。
毎ターン効果を発動し、手札を1枚増やしてからそのターンの戦略を考えると上手くいくと思います。

・レベル2
基本的な動きは、レベル0とレベル1と同じです。
レベル3にむけて準備をする時間となります。
レベル3で沢山のストックを使用するので、なるべくストックを残す動きを意識しましょう。
レベル3に上がったタイミングで、最低でも8ストックあるように動けると望ましいです。

※“新たなる選択肢 詩羽”の追加能力を発動するためにレベル置き場に“新たなる選択肢 詩羽”を置くことを忘れないようにしましょう。

・レベル3
“icy tail” or “二泊三日の新ルート” どちらか引けたcxを使用して詰めに行きます。
基本的には“新たなる選択肢 詩羽”のcxコンボを狙っていきましょう。
詩羽のcxコンボは、追加コストを支払う事により、強力な2つの効果を発動することが可能となります。
前述した8ストックというのは、詩羽の能力を2面狙うためのストック数です。
仮にストック数が足りなくても、どちらかの効果は発動することができるので状況に合わせて使用しましょう。
採用している2種類のcxコンボに共通しているのは、相手デッキの圧縮率を下げる能力を持っている点です。デッキの特性上どうしても盤面を取れず、相手の圧縮率が上がりダメージを通せない場合が出てきます。
そういった場面でも、逆転できるcxコンボを採用しています。
もしダメージレースで負けていても、最後まで諦めず勝ちに行きましょう!


・採用カードの枚数配分について

ご紹介しているデッキは、cxについては少しでも“本気でゲーム作り”を手札に加えたい気持ちを込め、”icy tail”を1枚採用しております。
それによって、レベル3での選択肢が増えました。
デッキに1枚だけ入っているカードは自由枠となりますので、お好みで調整してみてください。
参考までに後ほど、何枚か挙げさせていただきます。
1つ注意点としましては、緑の枚数は気にした方が良いです。

・制限カードの選抜理由

“裏切りと別れ 詩羽”
山を掘るスピードを考慮し、不採用。
能動的に思い出にいける“意外な贈り物 出海”の方が、コンセプトに合っていると考えました。
“新しい物語 恵”
今回の構築では、思い出を4枚以上貯めることが困難なため不採用。
このカードを使用する場合は、従来の宝扉の型が強みを生かせると思います。


・採用検討カード

“男女の駆け引き 詩羽”
手札をストックに変換できる点とツインドライブにより、純ストックを作りやすくしてくれます。
“ゲーム制作合宿 美智留”
確定サーチが出来る点、デッキトップ2枚をいじれる事により、純ストックを作りやすくしてくれます。
“フラットなポジション 恵”
緑の枚数を増やす事ができ、山を掘るスピードを上げてくれます。
“理想の女の子 恵”と合わせなくても、採用の価値があります。
もちろん合わせて採用するのも○。
“シナリオ担当 詩羽”
相手のラインが出るレベル3を倒すために使えます。1枚あると便利です。


・デッキを回す際の細かいテクニック

このデッキは最初にも述べましたが、“神様になった日”を意識して構築しております。
“神様になった日”には強力なcxコンボを持つレベル3の“全てを知る者 ひな”がいます。
cxコンボを発動した際に、仮に思い出置き場にイベントが1枚もなかったとしても、レベル0はクロックに送られてしまいます。
そのため、なるべくレベル0をデッキから無くす動きを心がけましょう。
具体的に述べますと、中盤以降では“本気でゲーム作り”を使用する際は、“謎の威圧感 恵”もストックに埋めましょう。イベントを封じるためには、1面cxコンボを使用できていれば良いので、ストックに埋めてデッキに戻らないようにしましょう。
またレベル0のカードは、思い出に行く効果を持ったカードを採用しています。
思い出とストックにたくさん送ることができれば、デッキの中のレベル0の割合が極限まで下がります。
これを意識するだけで、勝率を上げることができるので、ぜひ意識してみてください。


・まとめ(このデッキの可能性)

ここまで読んでくださった方ならもうお分かりだと思いますが、このデッキはイベントを使うデッキ全般に強いです。
例えば、シンフォギアは早出しが出来なくなる等のように、相手のプランを崩すことができます。
このデッキはストックを貯める動きをメインにしていますが、イベントを封じることにより天敵のいわゆる”光景テキスト”と呼ばれるカードを対策することができています。
(※光景テキストがキャラの場合は、対策できていませんので、あしからず。)
そのためある程度は、ストレスなくストックを貯めることができ、レベル3までにストックをしっかり準備することができます。
思い出とストックの両方で圧縮ができ、山を掘るスピードも早いのため、6連続キャンセルをすることなども珍しくありません。
対戦相手によって動きを多少変える必要はありますが、レベル0からガンガン殴っていき、序盤のテンポを取れれば、高確率で勝利することができます。
かなりお手頃な価格で組めると思いますので、気になった方はぜひ組んでみてください。

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