田舎に帰って考えたこと
コロナで出かける機会を奪われていた間に、なんと運転免許の更新時期を逸してしまっていたことが発覚!慌てて、山梨まで免許の更新に行ってきました。
実はいろいろ事情があって、住民票はまだ山梨にあり、神戸に引っ越していながら、なんとなくそのままにしていた手続きのあれこれもあり、神戸で更新をするのは難しいと判断しての帰省です。
緊急事態宣言が出て、宣言期間中の会合が軒並み延期になったため、時間に余裕ができたこともあり…なんだかちょっと皮肉な感じですが…。
普段でも、電車に乗るのは月に1.2回という生活で、東海道新幹線に乗るのは、およそ2年ぶり。
なんでかわからないけど、ちょっとドキドキする旅となりました(笑)
それにしても…父が地元の特養に入所していることもあり、便利がいいようにと地元に置いておいた車を先月廃車にしたのがとにかくイタイ。
公共交通機関だけを利用して移動するのは、田舎ではすごく大変です!
電車の乗り継ぎで25分、バスを待って10分など、とにかく時間がかかります。
地元駅に降りて、バスに乗って市役所に行き、住民票を取ってまたバスに乗って駅へ。こんどは、免許センターのある駅まで電車で1時間。途中乗り継ぎ待ちで25分…
つくづく田舎って車社会だなぁと実感です。
今、兵庫県内の中山間地やオールドニュータウンで、地域の方達とこれからのことを一緒に考える仕事をしています。
どの地域も、将来このまちはどうなっていくのか、どうしたらいいのかと悩んでいます。
どのまちもむらも、人口減少、少子高齢化、若者の流出、コミュニティ不足、高齢者の足問題、買い物難民…と押し寄せる課題は一緒です。
バスの中から、さびれゆく地元の商店街を眺めて、はじめて「ああ、ここも同じなんだ」と気がつきました。
住んでいた時は、危機感すらありませんでした。
若い人が出ていく。
商店街のお店が解体される。
なんとなく、あれ?なにかが変わっていく?
と思いながらも、なんにも考えないで日々を過ごしていました。
地元を離れてからも、SNSで繋がっている地元の知り合いの人たちの活躍を見ていたので、なんとなく「大丈夫なんじゃないかなー」と勝手に思っていたのです。
なんだかほんとに、日本中ががんばらなきゃいけないんですね。
人口が減っても幸せに暮らせる社会を、ほんとに探さないといけないですね。
自分の故郷を見て、今さらながら、今自分が関わっている仕事の重大さを再認識しました。
そして今、上野原がとっても心配です。
外の人として関わる方法はないかなと思い始めています。
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