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浴室換気扇の取付工事

渋谷区恵比寿の高級賃貸マンション

「高級賃貸マンション」の定義についてちょっと調べてみました。
以下の3点がその条件のようでした。

1.建物が建っているエリアが一等地
2.周辺環境の利便性が高い
3.居住空間が快適で内装がハイレベル

今回工事したマンションは,一番高い部屋で月70万の家賃なので「高級」の部類に入るのでしょうか。ちなみに床はトイレと洗面室以外はすべて毛並みの長い絨毯仕様で,ふかふかです。

それはさておき,このマンションでは住人が退去すると,ほぼリノベーションします。部屋の間取りを変更する時もありますし,電気設備関連ではスイッチやコンセントなどの配線器具を一新,各部屋にLAN配線,そして今回書く浴室換気扇の新規取付などです。

施工準備

工事前の浴室

上記の写真では外されていますが、ただの換気扇が付いていただけなので、浴室換気扇(バスカン)を新たに取付ける事になります
取付ける時に,分かりやすい天井開口のための型紙が付属しています。

同梱されているTOTOの製品の型紙

作業開始

充電式ジグソーを使用して天井を開口します。
この時,信じられないような騒音が発生します!
浴室という「密閉」された環境プラス,ユニットバスの天井はある程度柔軟性があるからなのか,ジグソーの上下の動きの影響で「ガガガガ・・・!?」という爆音が生じます。という事で,作業する人は耳栓必須です。

無事開口を完了したら,取付枠をセットします。

取付枠をセットしたユニットバスの天井

天井の開口に本体を下から差し込み,周囲をビスでとめていきます。
そして,ダクトをつなぎ排気を確保します。
電源は200Vです。既存の換気扇は100Vだったので流用できません。
それで,分電盤から2.0mmのVVFケーブルを新たに配線して,200V電源を供給します。あとはリモコン線をつなぎ,本体は作業終了です。

浴室換気扇本体をはめ込みダクトを接続

次にリモコンですが,既存は照明と換気扇スイッチだけでした。
それで,新たに浴室換気扇用のリモコンを取り付けます。
ボードを開口して,リモコン線を上から垂らします。
ほとんどのユニットバスは周囲にクリアランスがあるので,簡単に線を下ろして接続できます。

既存のスイッチを外し,リモコンの位置決め
リモコンの取付け完了です
浴室からみた本体
本体のカバーをして完了です

工事を終えて

浴室換気扇は,よく「何屋さんに頼んだらいいの?」と疑問に思う人がおられるかもしれません。電気屋に頼んで下されば,新規取付だけでなく,交換も行います。特に「換気扇が動かない」,「変な音がする」場合は修理ではなく新しいものに交換することをお勧めいたします。ヒツジデンキで承ります。宜しくお願いいたします。




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