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資格取得-「移動式クレーン5t未満」

数十年前に取得した資格です。
今は「小型移動式クレーン」と呼ぶようです。
移動式なので、タイヤなどがついて移動できるタイプのクレーン車の資格になります。

これがあれば、移動式は何でも乗れるわけではありません。
例えば、私の自動車免許は中型車(8tに限る)なので、それ以上の大型クレーンにのる事はできません。ベースとなるトラックなどの自動車免許プラス、クレーン免許ということになります。

この資格を取得するきっかけは、ちょうど私が仕事を探している事を聞いた友人が、クレーンオペ―レーターでした。「会社に一台乗っていないのがあるからやってみたら」と勧めてくれました。

駐車場で訓練を受けて、資格を取り、早速現場に行かされました。ではなく、行かせていただきました。

5トンのクレーンなので、重量の限界は低めですが、色々な現場を経験する事ができました。例えば、木造の建て方、機械の重量物をトラックに載せる。電柱を建てるなどなど。

この仕事の特徴は、(現場にもよりますが)一日フル稼働ということがあまりありませんでした。なので、「運転手さん、ちょっと待ちで」と言われると、本を読んだりして仕事時間中のんびり過ごすことができます。また、求められている作業が終わると「今日はこれで帰って大丈夫です」といわれ、数時間で終わる事もあります。

例えば、マンションの屋上に給水塔を乗せる仕事がありました。
現場についてアウトリガーと呼ばれる脚を4本出し、クレーンのブームを伸ばし、給水塔を持ち上げ屋上に降ろす。「はい、終わりです」と、30分で終わる事もありました。それでも、ちゃんと一日分の賃金はいただけます。
そして、会社に連絡して、次の仕事があれば2回戦、3回戦とお手当てがプラスされていきます。

5トンよりも大きい、25トン、50トンと大きくなればなるほど、当然一日の賃金は高くなります。

次の仕事が見つかるまでの繋ぎの仕事ではありましたが、楽しい経験をさせていただいた友人に感謝しています!

おしまい

このタイプのクレーン車に乗っていました。

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