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照明器具やコンセントの追加工事

リノベやリフォームの際、照明やコンセントの追加工事はよくある事です。
その際、壁紙を交換するかどうかで、電気工事の施工方法も変わってきます。
その実例をいくつかご紹介します。

例えば、下記の写真はキッチンの中心にシーリングライトがありましたが、それをやめてダウンライト2灯に変更しました。

これは天井のクロスを張り替えたので、既存のシーリングの穴を問題なく隠すことができるわけです。

下の写真のダクトレールを追加する工事は、元々照明のないところに新たに付けました。

なので、スイッチまでの配線をするために、いわゆるダメ穴を開ける必要があります。ダウンライトカッターなどで穴をいくつか開けて配線し、また塞ぎます。
その後、内装屋さんがパテ処理してクロスを貼ります。それからダクトレールを取り付け、スポットライトを装着して完成です。クロスを貼り替えるという前提があるので、このような工事ができます。

さて、クロスを貼り替えないでコンセントを増やして欲しいという工事も最近行いました。

石膏ボード+ベニヤ+ベニヤの3枚壁でした。

玄関カウンター上にコンセントが欲しいというリクエストでした。
この壁の裏はユニットバスで、電線が問題なく落とせました。

完成です。

次の写真もコンセントの追加工事ですが、クロスの交換はしない部屋です。
スイッチの真下にコンセントを希望されていました。
まずスイッチを外して、電源線がきている事を確認します。
次はスイッチからコンセントまでの経路に邪魔するものがないかメジャーや細い棒を入れて確認します。
その結果、横木が入っていて線が通らないことがわかりました。
それを解決すべく、スイッチの開口から長くて細いドリルの刃を入れて、横木に穴を開けます。

無事に線を通す事ができました。
コンセント用の開口をして、電線を通し2口コンセントを付けて完了です。
最初からここにコンセントがあったかのように思えますが笑、追加で取り付けました。

ここに照明が欲しい!コンセントがあったら便利なのに‥‥

そんなご要望にもお応えいたします!

おしまい。

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