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【水瓶座 下弦の月】自分流の判断システム

5月1日㈬20時27分、水瓶座で下弦の月を迎えます。

毎月、月は満月から新月に向かう際、太陽と90度を形成します。
これが「下弦の月」です。
太陽が示す方向と月が示す方向とに、葛藤や障害などが起こることがあります。
しかし、ここが転機となったり、グンと成長するポイントとなります。
下弦の月では、次の新月でまた新たなスタートを切るために最終調整を行います。見直して不要なものがあれば、ここで手放す必要があります。

ちなみに、上弦の月から満月までは、「増やす」というエネルギーです。
蓄えるパワーなので、太りやすい時期です。
このエネルギーを利用して、筋肉を増やすトレーニングなどは効果が上がるでしょう。
下弦の月から新月までは、「減らす」というエネルギーです。
排出するパワーなので、脂肪を減らす食事管理などは効果が上がるでしょう。
なので、ダイエットや部屋の片づけなど、何かを減らしたい方は、新月までに終わらせておくと良いでしょう。

星の影響は誰にも関係があるのですが、今回、影響が強いのは、柔軟宮(射手座・魚座・双子座・乙女座)に個人天体などがある方です。

太陽星座(12星座占いの星座)だけでいうと、

1月31日
5月2日
8月4日
11月4日

前後がお誕生日の方は、特に影響が強いです。

(※ホロスコープは10個の天体だけでなく、進行の天体もあります。太陽星座以外の星が影響を受けている場合があります。ホロスコープは各自違いますので、自分だけの星からのメッセージを知りたい方は鑑定をお申込みください。)
公式ライン【ひつじの星読み】

https://lin.ee/ryehGwwg

ホロスコープを見ると、私生活の領域に星が集中しています。
中でも、水瓶座に滞在中の冥王星は、間もなく逆行を開始する(※別ブログで詳しくお伝えします)ので、現在の「留」の状態。今回の下弦の月は、水瓶座で起こりますので、この冥王星の影響が絡んできそうです。

今回の下弦の月をひと言で言うと、

『価値を測る』

です。

つまり、価値を見極めるということ。
自分の考えに基づいて、『人』の価値を決めていきます。

下弦の月は、太陽と月の葛藤ですが、太陽は牡牛座です。
牡牛座は目に見える『物』の価値を大事にしますが、水瓶座は目には見えない『思考』の価値を大事にします。
水瓶座の1つ前の星座である『地』の時代を牽引していた山羊座は、人の価値を社会的地位や家柄、貧富などで測っていました。
しかし、『風』の時代を牽引する水瓶座は、この発想を全て覆し、全く別の基準で人を値踏みします。
例えば、自分の言葉や考えを持って話していないとか、自分ではなく社会の物差しを基準に従う人を、最低の人間だと見なすのです。また、そういったものに逆に染まっていない人間を、精神的な成長度の高い最高レベルに置きます。
持ち物や洋服では人を判断しないけれど、意識レベルの発達度で人を判断するのです。
どういう人に価値があり、どういう人に価値がないか。
水瓶座的流儀の思想からくだされる判断基準は、この星の配置では、いかなるローカル的なこと(どこで生まれて、どこの学校を卒業したなどの自分の素性)には関わり合いたくないという姿勢も見えます。
自分の哲学によって、生き方を押し切るその姿勢は、決めつけが激しいところは否めませんが、これからこうした思想的な社会になっていくことを私たちは知っておく必要がありそうです。

また、この下弦の月では、学校や職場、サークルのような場で、仲間を裏切ったり、秩序を乱したり、一人だけ離反者になる可能性がある人もいるでしょう。
これは例えば、仲良しグループの友達みんなで推しの先輩のファンでいたところ、その先輩から自分だけデートに誘われ、抜け駆けして仲間を裏切るといった感じです。
しかし、仲間とのフェアプレイの中では、その先には進めないという限界があります。
そして、フェアプレイを続けているだけでは、新しい可能性はないのです。
つまり、最初にお伝えした冥王星の絡みは、これまでの公平なバランスを壊すことで、新しい「風」(価値)を吹き込むのです。
これまでの中で形成してきた立場やプライドから、いかに抜け出し、自由になれるか。
そして、直感的にやみくもに動いていた状況から、もっと具体的な手法で高い目標を達成していくのです。

この下弦の月の期間の1週間は、以前とは異なる次元の意識に目を向けることで、新しい扉が開かれるのです。


火星 牡羊座異動

この日はちょうど、火星が魚座から牡羊座へと移動する日でもあります。
この牡羊座火星期間は、仕事や社会で必要とされるペルソナ(仮面)をつけ、その役割が終わればそのペルソナを捨てればいいと告げています。
生活のためには、仕事をして働かなくてはいけません。
それは専業主婦であっても同じで、主婦という仮面をつけて演じるのです。
集団社会の中での役割を演じることで、他者を安心させ、環境との摩擦を起こさず、自分のことを邪魔されることはないのです。
会社では会社用の人格、私生活では私生活の人格・・・みたいに、その場その場で自分を使い分けるというわけです。
そうすることで、社会と自分を分離させて、心は自由になろうとするのです。

こうして星を読んでみると、そういう社会になっていくんだなぁ~・・・と、しみじみ思います。
この変化を知らないで生きている人は、どうやってこの変化に対応し、社会と自分との折り合いをつけているのだろう・・・とも思います。
今回の下弦の月では、人の判断基準についてのメッセージが入っていましたね。
人の精神レベルを自分の基準によって測るというのは、目に見えるものでは判断できないということです。

“大切なものは目に見えない“

子どもの頃から好きだったお話(星の王子さま)の中で、ものごとは心の目で見なくちゃいけないよって教わりました。
目に見えるものが真実とは限らない。
私たちは、目に見えない世界で真偽を判断しながら、大切なものを守っていく必要があるのです。

下弦の月を過ぎたら、新月(5月8日)を迎えます。
迷いや葛藤を乗り越え、素晴らしい新月が迎えられますように…☆彡


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